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カテゴリ:文科省未検定「新しい旅行」
客商売やってる私としては年末年始にお休みがいただけるというのはここ数年あまりなかったのが、この年末は一味違った。さきの日記でふれたとおり、南知多の先端、師崎(もろざき)での年越しである。
ことの発端は、ン十年来お世話になっているオフクロの元上司のご好意で「ことしは、どこかの旅館で年越しをしよう!」と私に話をふってこられたのがきっかけである。孫か実子のようにかわいがって頂き、幼少の頃からお年始はそちらに毎年お世話になって美味しいタダ酒を頂いてきたので、これは日ごろの恩返しにひと肌脱がねば!、と旅館をいろいろ物色し始めたのが、11月・・。企画そのものは昨年のお年始の時から頂いていたのに、忙しさにかまけてほったらかしていて、プラン実行にはあまりにも遅い始動だったが、5軒目で「大晦日宿泊可」の旅館(民宿)をゲット。今回お世話になったのはこちら。TVなどでいろいろ紹介されており、芸能関係者も多数訪れているようなのでご存知のかたのいらっしゃるかもしれない。 まずは、夕食前にひとっ風呂。ちなみに銭湯としてお風呂のみの営業も行っている。温泉というわけではないが、窓外に三河湾が見え、なかなかの眺めである。 昼からのあいにくの天気も快方に向っている様子。先週の富山の晴天といい、ワレながら晴れ男ぶり大発揮である。それにしても、晴れた大晦日に夕方の日間賀島を眺めながらの入浴は「癒される~」というコトバでは言いつくせない感慨がある(隣のコンビニのネオンが少しジャマだけど・笑)。夕食はとにかく海の幸づくしでした。欲をいえばもう少しタコを食べたかった・・。 かなりの深酒もたたって、紅組の勝利を確認して紅白が終わるや就寝・・。 紅白の感想、「お千代さん、ちょっとショッパかったなぁ」。 翌日の朝食はお雑煮サービスがあって、ちょっぴりお正月気分。 チェックアウト後は、知多半島の西海岸を一路野間大坊へ初詣で。元日ともあって露店もでていてにぎやかだ。その後、中学校教諭(英語担当)をされている今回の参加者のリクエストで『新美南吉記念館』へ向かうも、元旦どころか年末年始は休業中。そこで一般公開している「新美南吉 養家」へ。 無人であったが、養家内部では案内テープによる解説が流れている。私自身あまり文学に造詣が深くないので深くほりさげたコメントは差し控えるが、元日でも内部公開をしている(というか存置している)ので、児童文学に興味があれば訪れてみるといいと思う。 このあとは私のわがままで、昨春廃止された名鉄三河線の「海線」部分のその後を観察しつつ、参加メンバーを自宅のある安城までお送りすることに。衣浦トンネルをくぐり、三河平坂駅跡地へ。 廃止後9ヶ月経った今も、プラットフォームや構造物などがほとんど現役のまま遺されてているのが、痛々しくさえある。 西尾市内へそのまま車を走らせると、さきの中学校教諭師が「このへんに改称した高校があるんですよ」と寄り道リクエスト。なんでも現在中学三年を担当しているそうで、2004年度からは「普通科や商業科の要素をも併せた総合学科」(公式HP)の高等学校となり、地元の中学生にも人気が出てきたとのことである。 こちらの高校には北門裏に農場もあり、このように牛も飼育されている。さすがは農業科や工業科もある専門高校だ。でも元日の世話はどうするのだろうと思っていたら、用務員の方が北門から出てきた。近所の親子連れも牛を見に来ていた。どうせなら、干支の鶏がみたかったが、感染症などが問題になっているし放し飼いはしていないのかもしれない。 師崎での年越しと初詣、そして文学散歩に廃線跡散策、オマケに「高校で飼育する牛を見る」というものあって、例年になく新年らしいスタートができたかな。 本年も、一泊の旅から日記スタート。どんな一年になりますやら。 ついてこれるヒトだけ、ついてきてください・・! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 2, 2005 07:42:35 PM
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