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カテゴリ:文科省未検定「新しい旅行」
別にご近所の底力の視過ぎではない(でも受信料はBS契約で口座振替だ)。
昨年は前半は湯治と九州新幹線の試乗をかねて鹿児島指宿へ、後半は長野南部、とくに飯田や阿智(昼神)へと足を運ぶ機会が多かった。九州指宿の場合、鹿児島からは特急バスのほかにも九州新幹線開業にあわせて登場した快速なのはなという選択肢があるが、名古屋から飯田といえば高速バスを選択されるお客様が圧倒的に多い。豊橋からは特急伊那路という選択肢もあるが、一日2往復ではあまりに使えない(ただし、東京方面からの豊橋停車のひかり号と接続はしている)。 ・東京・名古屋方面とは高速バスの接続が充実している、飯田。 ・駅前とバスターミナルが離れて過ぎている、飯田。 ・バス利用者駐車場「伊賀良」の成功でパークアンドライドの成功例として挙げられる、飯田。 ・しかし、国鉄中津川線を継承する形で(詳細はこちらを参照)高速バスとして営業開始するも、 昨秋に中津川との連絡を絶ち廃止に追い込まれてしまった、飯田。 ・しかも、廃止の翌日に鉄道のほうも減便された線区の只中にある、飯田。 そんな飯田、いや飯田線に元気を与えたい。もっといえば復興させてみたい!と妄想ホルモンを大分泌して考えついたのが、 飯田線チップスだ。 よくある「プロ野球チップス」とか「Jリーグチップス」の飯田線版である。メーカー希望税込小売予価63円。 JR飯田線は愛知県豊橋と長野県辰野を結ぶ、全線およそ200Km弱、90以上の駅(一部信号場あり)で構成される地方交通線すなわちローカル線でありながら、戦前の私鉄群を鉄道国有法に則って買収して成立した路線である。 戦前に電化が完了しているものの、沿線の窓外はほとんどが田園風景か天竜川に寄り添うだけののどかな路線である。中には鉄道でしか行けない「小和田」(こわだ)駅など“秘境駅”もあって、鉄道ファンには不可避であるといってもいい路線だろう。その路線の各駅風景をポテトチップスのおまけカードとして添付するのである。 当然ながら先述の小和田駅などは“秘境”であるからしてレアカードに認定し、2万分の1程度の出現率にする。パチンコでいえば、まるで「CR 電車でGO!」のSLリーチ並みの激低ぶりである(←古過ぎますね、ネタが)。 もちろん、90種類以上の駅があるわけだから、フルコンプリートするには時間とお金がかかりまくる。私はそこでさらに意地悪なことにこのスナック菓子を「愛知県・長野県限定発売」としたい。しかも飯田線沿線地区のみでだ。地域限定というのはハ●ーキ◆ィや◎△えもんのケータイストラップなど、あるいは◆リコの○ッキーなど枚挙に暇(いとま)がないが、鉄道沿線限定というのは今まで例がなかっただろう。必ず買いに行かねばならないから、必然的に営業係数が下がる仕組みだ。 もちろん、「飯田線カード」とは別の“あたり”カードも設定する。5枚集めるとおもちゃのカンヅメ・・・、じゃなかった旅行ギフト券(但し景品法上、5千円程度が限界か)の進呈など、射幸心もチョイとあおってみるとよいだろう。 そんなレアカードがある一方で、ク●カード(クオカードではない)も当然大量に混ぜられている。豊川以南などは複線区間でありさしたる見所もすくない。しかるに 「うわっ、また牛久保かよ~(泣)」 ・・、でも共立オギノ病院は移転したんだよな(ぼそ) とか、 鼎って読めねーんだよーーーっ! ・・といった会話が聞けたりする可能性も非常に高いわけである。 かくして「飯田線チップス」がビジネスモデルとして確立した暁には、明日の日記「いまむかCD」カテゴリで紹介しようと考えている高山本線などに生かされうることになるのである。 どなたかこちらとかですでに提案してないもんですかねぇ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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