【仮店舗】鳥獣ギグ＃

夜勤の明けた８日朝。

一旦家に戻り、喜び勇んでというほどではなかったが、一路ボーダフォン名古屋へと足を運んだ。
前日のITMediaMobileによると刷新された操作性に注意との“警告”が掲載されていたので少々気になってはいたが、朝１０時の開店とともに店内に入り３Ｇへの契約変更手続きをはじめた。
１時間ほどして機種変完了。定価３２５５０円からアフターサービス分３１５０円とポイント分３１５０円の６３００円の値引で実質購入価格は２６２５０円(税込)。一昨年末に購入したV601SHの時とほとんど変わっていない。

過去に10回以上機種変更しているが、機種変後にまず最初にやることといえば｢ボタン確認音｣を消すことである。
電車内でシャカシャカ聞こえるヘッドフォンの音楽は、苦になるというよりもむしろ耳をそばだてて内容を聞き取り、｢こんなすました顔して安西ひろ子かよ！しかも今さら・・・」とか、まるでグループ魂の阿部サダヲのようにスリッパでそいつの後頭部をひっぱたいてやりたい心境をイメージするのがささやかな楽しみであったりするが、ボタン確認音はしょせん音楽ではないので我慢ができない。それがDTMF音(いわゆるピポパ音)だと、剛田たけしの「おれはジャイアン」よりも苦痛だ。

そんなわけで早速ボタン確認音を消そうと思うのだが、Ｆキーがなく、さらに２桁の番号によってできたはずの機能割当てがまったくなされていないのだ。これが世界標準というヤツか。

とかなんとかやっているとデフォルトのメール音であるＦ１通過音(←｢勝手に名付け隊｣。別にご近所の底力とは関係ない)が鳴り響く。まったく、ボーダフォン渋谷もこれ見よがしに某Ｆ１カーが置いてあるけど、これでは｢５０代以降に売りつけている“日本語がわかりやすすぎる商品名の生命保険”と同じぐらいしつこい押し売り｣ではないか。ケータイとＦ１はそんなに密接なのか。そんなことはともかく、メールを一読する。しかし、あれだ。

なぜ、メールメニューに「留守電」か。
これも「世界標準」なのか。理解に苦しむ。

さて、音楽でも楽しむとしよう。今まで使っていたＳＤカードはそのまま挿して使えるのだろうか。ＢＧＭはお気に入り日記に相互エントリーしているｼｴ藤さんのライフワークとなっている藤井フミヤさんの曲だ(それにしても、なぜアルバム｢ReTake｣の発売日はあんなに延びたのだろう・・・)。


なんと、パケット機では有償で必要だったミュージックキーが一切不要。いきなり使えるのは大変ありがたい(この時点では、まだフォルダ階層の概念が今までのＰＤＣ機種とまるで違うのには気が付かなかった)。またV601SHなどと違ってミュージックレコーダーという機能はなく、あくまで再生専用。ビットレートの表示すらないのは、実はP2102Vを愛用している波田陽区でなくとも残念。ＣＤなど外部ソースから録音し、さらに当該機種で利用するにはこうした周辺機器を利用してデータを取り込む必要がある。

そして、動画のチェックだ。こちらは先日の日記ででてきた例のウサギ。

難なく再生できている。V601SHの時のような極端なコマ落ちはなくスムーズだ。しかしP900iVと比較すると今ひとつ画像がぼやけた印象が拭えない(っつーか、もっとマトモな素材で比較しろよ>私)。

実はこの画像を再生するために、V601SHのフォルダ階層のままではまったく再生しないことがわかり難渋した。

トップの階層にある｢PRIVATE｣は同じだが、その階下のフォルダは、さすが世界標準、"SDJPHONE"ではなく"VODAFONE"に変わっている。V601SHリリースの時点ですでに社名変更していたわけだから当たり前なのだが、問題はそのフォルダの階下である。
カタカナ表記のフォルダはそこにはなく"Local Contents""My Items""SH_Folder""Utility"などとすべて英語。かつての"ﾃﾞｰﾀﾌｫﾙﾀﾞ"が新しいフォルダ"My Items"に該当するようだ。さらにこのフォルダの階下もすべて英語である。このまま日記でこの模様を書き続けるのは、｢大事MANブラザーズバンドの『それが大事』の残り１分ちょっと｣ぐらいくどいしムダなので省略。
いずれこことかここがAS SOON AS飲みたい！(ビールのＣＭ)じゃなかった、すぐレビューしてくれるでしょうからね・・。

いいところも、ちょっとガックシなところもありますが、それほど使いにくいとは感じませんでしたね。でもかなりクセがあるのは事実。メールの考え方もSMS(←昔あった吉川晃司所属のレコード会社ではない)とかMMSとかアルファベットばっかだし。正直、半年後も｢申し分ないスペックの機種｣と評価されているかどうかはちょっと疑問ですね・・。

今回の902SH導入に際して、別途購入したのが「上海問屋」の１GBのSDメモリーカードです。相性も大変よく、1GBで１万円を切るのだから、もうお値打ちとしかいいようがないですね(珍しくアフェリエイトしたりします)。
http://www.rakuten.co.jp/donya/

(一部訂補済み)