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カテゴリ:文科省未検定「新しい旅行」
いよいよ、明日から名鉄電車がダイヤ改正を行う。
私も夜勤明けをおして新規開業となる中部国際空港線の試乗に行こうと思っている。 これに先立ち、空港利用者への利便性向上も企図してか、名鉄でもミューチケット(特別車指定席券)の自動券売機が登場した。近鉄をはじめ、他の有料特急を走らせる大手私鉄はどこも券売機があるのに、と思っていたところでようやくの登場である。ICや磁気など方式を問わず、鉄道系のストアードフェアシステム(SUicAやICoca、スルっとKANSAIやパスネットなど)において、東海地区の鉄道は東西のそれに大きく遅れを取っていたりして(名鉄ではいまだに一部区間が未導入だ)、実は東海地区においてはまだまだ不満タラタラなのだが、こうした券売機ひとつでも一歩前進したといえると思っていたのだが、実はそうでもなかった。 ダイヤ改正後、新名古屋は名鉄名古屋と呼称されるのにもかかわらず、駅名が旧いままである。ダイヤ改正後に旧駅名でのきっぷが販売されるケースはよくあるが、これはシステム上のお粗末なミスとしかいいようがない。多分これは一宮や岐阜からの場合でも同様なんだと思う。 だいたいさっきの自動券売機でも前売しているにもかかわらず、中部空港方面のミューチケットを購入しようにも買えずじまい(ただ駅名が表示されないだけなので、現状の常滑までの特急であれば、改正後の前売分も買えた)というのも、どうも腑に落ちない。 とにかく開業前からなかなかいい味を出してくださる名鉄さん、明日開業あれば今日廃止もあり。本日28日をもって営業を終了する駅が二つあったので、フリーきっぷで訪れてきた。 東笠松駅上りホームから笠松競馬場を望む。こちらの競馬場も明るい見通しは立っていない。競馬開催日だったにもかかわらずこの閑散ぶりに、左の告知板が寂しさを余計に引きたてる。 まずは名古屋本線 東笠松駅。今日でなくなるということで、鉄道ファンと思しき数名の男性。急行(快速急行)停車駅の笠松駅からも近いのでさほど不便にはならないのであろう。 画像をクリックすると、駅全景が見られます。 つづいて広見線 学校前駅。朝夕は毎時4本程度停車するものの、昼間は毎時30分間隔での運転であるが、うち1本は通過してしまっているので、1時間に1往復しか停車しないのだ。 現在普通列車でさえ通過する駅は、この学校前と河和(こうわ)線ににある椋岡(むくおか)ぐらいしかない(他にご存知でしたら、レスお願いします)。 余談だが、この椋岡はさらに“上級者向けの駅”で、まっ昼間はまったく普通列車が停まらないのだ(ただし、急行停車駅の阿久比駅から700mほどしか離れていない)。 駅構内での放送でも「椋岡には、とまりません。」でおなじみなだけに、いよいよ次は椋岡の番と思いきや、駅前にはひそかに無料駐車場とかもあって、そちらは当面安泰かもしれない(阿久比郵便局に近くて、意外と便利なロケーションなんだが(ぼそ))。 画像をクリックすると駅全景が表示されるが、椋岡と同様にいたってのどか。無人駅なのにあえて廃止しなくても・・・。そう、「学校前」なんだから・・・と思ったが、 「学校前」駅前に、学校がない!事実に、 こちらを探索してみて初めて気が付いたのである。いや待て、珠算教室はあるから、拡大解釈すれば「学校前」か・・・。苦しい。 駅廃止のホントウの理由は、実はこんなところが真相だったのかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 28, 2005 05:29:57 PM
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