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カテゴリ:文科省未検定「新しい旅行」
いよいよ29日。空港解禁だ。リニューアルの空港サイトはこちら。
とはいえ空港駅と旅客ターミナルを結ぶ「アクセスプラザ」のみが開業したので、たいした観光などできるわけがないということに、到着してから気が付いた。自分など、発着風景のみられる展望風呂"宮の湯"も開業しているものだと思っていた。刈谷のかきつばたと比較するのに格好の素材であるからして意気揚々と乗り込んだのものだから拍子抜けである。 空港への乗り入れについては、車については30日から可能となった愛称セントレアラインの空港連絡道路でとなるが、鉄路では名鉄の専売事業になり、関空や成田のようにJRと大手私鉄が2つのプラットフォームをシェアするということはない。ちなみに羽田もモノレールと京急があるから寡占市場とはいえない。 開業当初は2面あるホームに2本の列車が往き来する形態をとっているが、待避用の余地もすでに確保されていて(実際は鉄柵で転落防止策が取られている)、列車増発には対応可能のようだ。事実上今のところは不可能だろうが、もしもJRが乗り入れが決まったら、それ以降のことも考えているのか、と変なことを勘ぐった。もちろん、JRも手をこまねいてはいなかった。 『すばらしき、大地の旅』とある。わたしなど大地といえば、最近改名して、3月にソロデビューも決まった三浦大知が頭に浮かんだが、そんなこと考えるのは私ぐらいだ。それよりも、JR東海の広告に東海道・山陽新幹線と表記されていることがミョーなサプライズであった。写真の700系ももちろんJR東海の編成である。("AMBITIOUS JAPAN!"の表記がその証拠。JR西日本のそれは"JR700"と先頭車端部にしか書かれていない)。余談だが、300系と700系の簡単な見分け方は、2本線の下が太い方が300系、細い方が700系である。別に先頭車や種別(のぞみ・ひかりなど)を見なくたって識別は可能だ。 話がそれまくったが、名古屋に降機した海外からの渡航者にとっては、JRの地域会社がどうのこうのというのは関係ない話であるし、成田や関空に比べると都心へ出るのに一番時間面で信頼できる鉄道での所要時間や距離が短く、そして運賃が安いのは大変好都合である。かといって、名古屋に出た上でわざわざ東京へ出るくらいなら最初から成田便をチョイスしているだろうし、そういった意味ではこのようなコピーは妥当なんだろうなと思う。 そして、コイツらの登場だ。国家の首長にトトロ?と言わしめ、九州ではあ、焼酎の銘柄ね?と(←それは多分コチラ)、まったく知名度の薄い愛・地球博のキャラである。ちなみにセントレアのイメキャラも生みの親が同じこの方たちであり、いうなれば「フー」も「モリゾー・キッコロ」兄弟姉妹の関係だ。証拠だってある。本当ならフーの被り物したバイト君に、越前屋俵太みたいにマイク片手に「時給、いくら?」などと聞いてみたかったのだが、これだけお子ちゃまがまとわりついていては致し方ない。今は万博の宣伝が大事、といったところか。そういえば、よその県にいくと「愛知万博」って言い方のほうが一般的で、「愛・地球博」なんて呼んでるのはどうやら愛知県民だけのようだ。当たり前といえばそうだけど、もっと危機感をもって宣伝せんと・・、マズいことになっていると思う。 その万博の瀬戸会場の地域に「海上」(かいしょ)という地名の地域がある。詳細はこちらのサイトに譲るが、万博による開発を阻止した自然あふれるビオトープであり、ある意味これぞ「アンチ万博」なパビリオンと言い切っていいだろう。 翻ってホンモノの"海上"常滑沖に出来た人工島、セントレア。こちらも漁業従事者の反対があったようだが、いま現在彼らに去来する心境は測り知れない。思った以上に騒音は大きいと思うのだ。こればかりは開港してみないとわからない。脱線するがこんなコトになっているらしい。富山村が合併でなくなってしまうのも残念だけど、それ以上にいっときの勢いでこんな市名をつけられるのは、便乗商法みたいでちょっとどうかしている。まるで、 四国中央市って、どこよ? みたいな不可解さだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 31, 2005 09:33:10 PM
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