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カテゴリ:文科省未検定「新しい旅行」
さて、日記日付は30日だが、昨日の続きを書きたいと思う。
たいして見るべきものもなく、予定より2時間近く早く繰り上げて(←"宮の湯"に入るつもりだったので(汗)。ちなみに2/2には近隣の高齢者を招待したイベントを開催)、次の目的地松阪へ。残念ながら、まだこちらが開業していないため、止む無く名鉄名古屋に戻ることに。乗車する前からウスウス勘付いてはいたが、車内放送も車掌の案内も、ワザワザ"名鉄名古屋"と呼ばずに"名古屋"と呼んでいるが、これはすなわち、近鉄が正式名称であるところの"近鉄名古屋"とやらないのと同じことであり、俗称として私鉄名を冠しないだけである。 従来から呼称が「JR=名鉄」であった弥富や蒲郡、刈谷などはいずれも名古屋本線ではない支線区にあり、いわば豊橋のみがむしろ「例外」的だったが、今回は東海道本線の駅名に名古屋本線のそれが倣った格好だ。というわけでもないのだろうが新鵜沼などはその選からはずされている。改称にかかる費用対効果が薄いということも理由であろうが、そもそも 鵜沼って、どこ?(爆) っていう話もあるだろうし、鵜沼は行政区としての"市"でない(正式には各務原市。ほっけは小学生の頃、鵜沼市というのが存在するとマジメに思っていた)ので、そこまでする必要もなかったのだろう。そんなことを考えながら、快速特急(以下快特)新鵜沼ゆきミュースカイに乗り込んだ。 私の前の席に5歳ぐらいの孫とおぼしき子供を連れた高齢の男性が乗り込んでいる。この(およそ)5歳児がなかなかのツワモノであった。 神宮前を出発してからのこと。左手にJR熱田駅が見えてくるが、昼間は117系の4両編成が2編成くっついて(つまり8両で)文字通り"ヒルネ"をしている。これを目ざとく見つけた坊やの次の一言が凄かった。「あれ、 岡山でサンライナーって名前で運転してんだよねっ」 ちっちゃなコートの右ポケットにコアラのマーチ(ハナコアラではない)の容器を開けっ放しのままの(だいたい)5歳児ののたまう言葉にしては知識がありすぎる。まるで不特定の某局で手抜きの放送作家がやりそうな2時間特番でよくありがちであろう、 ☆☆びっくり!チビっ子!! スーパー大博士集合!(仮称)☆☆ に出演させてやりたいようなお子ちゃまだ(もちろん、ギャラはコアラのマーチ1年分であるので、提供はロッテだ。但し番組の性格上、ヨン様バージョンのCMを出すかはビミョー・笑)。 そのあと金山駅入線前にこの快特は思いっ切り減速するが、これは豊橋方からやってきた金山折り返しの空港ゆきを複々線で2本またいだ上り線にもってこさせなきゃならないためだ(名鉄の配線がわからないヒトは置いていきます・・すんません)。だから下り新鵜沼ゆきはじっとやり過ごしているのである。もと時刻表博士の私はそれをわかっていたのでなんとも思わなかったのだが、前席のびっくり!チビっ子のじいじは まだ運転士が、慣れとらんだな。 と言い放っている。空港駅でも停車時間わずかな神宮前でも一旦下車してデジカメをバシャバシャやっていたので、このお子ちゃまの鉄ちゃんぶりはじいじ譲りかと思っていたが、まだまだ修行がたりない(→というか、改正当日だからまだ解らなくても当然で、ソコまでつっこむ私のほうがもうどうかしている)。 その後も山王付近で新幹線とすれ違うと、坊やすかさず 「これ東海のじゃないっ」 とのたまう。この一件については前日の日記でもすこし触れたので割愛するが、とにかく将来の楽しみな鉄ちゃんのタマゴであった。 名古屋からは近鉄での移動。 古くからおつきあいのある知人達と松阪で不定期ながらも恒例の飲み会に参加してきたのだけれど、久々のカラオケルームとなった。カラオケなんぞもうかれこれ3、4年行ってないのだが、久しぶりに通されたルームはこちらのシステム。かなりたいそうなことになっている。10万曲もあるそうだ。見ているだけでもお腹いっぱいになってしまったが、 「宇都美慶子だけでも、エラいことある~」とか 「なんで酒井美紀が10曲以上あって、高岡早紀がたったの2曲なんや~っ!! ●◎×◆△・・!!(以下意味不明)」同じビクターやのに(ぼそ) とか悶絶の2時間を過ごし、続いて飲み会。でも飲んだのは私だけ。 連れて行ってもらったのはソバ屋だったが、私が目がない焼酎のメニューがあまりに豊富なので、ソバ屋であったけれど芋焼酎をリクエスト。店員に「みなさんは、何で割って飲むんですか?」と聞くと、「そりゃぁソバ屋ですから、蕎麦湯割りが・・」と野暮な質問するなよとばかりのお返事。しかし、芋をソバで割るのはもったいないオバケが出るといまだに思っているのは私だけだろうか?私の場合、蕎麦湯で割っていいのはそば焼酎だけである(きっぱり)。しかも「カワウチ」のお酒だという。それは、川内(せんだい)だ。安心院を「あじむ」、一刻者「いっこもん」と初見で読めないのと同じことだから、この際目をつぶろう。それから3軒目に食後のデザートをファミレスで食してお開き。 さて翌30日は松阪から鳥羽へ向かい、2/9で廃止となる伊勢湾フェリー鳥羽師崎(もろざき)航路へ。そう、「ワイド3・3・SUNフリーきっぷ」を所持している私は、追加料金無しでこのフェリーに乗れるのだ。 師崎港に到着した鳥羽発の渥美丸。この風景もあと数日だ。 どうでもいいことだが、閉園して1年以上経つのに内海フォレストパークはあんまりだと思う(苦笑) ちなみに廃止後は常滑への航路となるのだが、このフリーきっぷでは新しい鳥羽常滑航路への乗車はできないとのことなので注意してほしい。そのかわり、といってはナンだが鳥羽から中部空港へは三重交通(三交)がフェリーにバスごと乗っけてしまう空港輸送バスを開設するそうだ。バスは三交の車両だが、常滑港と空港の輸送は知多乗合の運転士が担当。他会社の車両を別の会社の運転士に航路で引き継ぐというのは全国的に見ても大変珍しいのではないかと思う。新たなビジネスモデルとして注目しているが、三重からは冒頭で記した、津なぎさまちからも高速船が発着する。海さえ荒れなければ空港までは船が最速かつ最短だ。 しかし、訪れた29、30の両日とも風がかなり強かった。師崎ゆきの船もたいそう揺れたが、高速船のゆれはもっとひどいと思われるし、だいたいセントレアラインが通行止になったりするほどの強風はないかとか、心配なことはまだまだある。 今は、実際に開港してからその「宿題」を解くしかないのだろう。 ・・それにしてもカラオケUGA。おそるべし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 2, 2005 07:01:34 PM
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