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うきぐも(昔の名はほっけ)

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カテゴリ:いまむかCD
開幕まで秒読みの愛知万博

19日の日記では「万博は、目的ではなく手段だ」などとちょっと乱暴な言い回しで、愛知県民にしては愛のないことを言ってしまったけど、正直言って不安だらけだ。万博のアクセスの要の一つであるリニモの開業初日にも、わざわざ愛環の1番電車で八草まで出向いて、万博八草発の2番列車に乗車してきているし、JRから愛環に乗り入れるEXPOシャトルというのにも乗ってみた。

はっきりいって、とくにリニモは万博開幕後は、乗るべきではないと感じたし、鳴り物入りのパビリオン『サツキとメイの家』にいたっては、オークションでこんなひどいコトになっている。アクセスの不安は致し方ないとしても、この『サツキとメイ』には呆れてものが言えない。タダで入場できるものなのに、アホみたいにカネをつぎ込むのは「智」と「恥」の差ほどの隔たりを感じる。入札者だけでない。出品者も万博主催者に対する未必の故意はなかろうが、それにしても万博をバカにしているとしか思えない。
そりゃ、遠くからはるばるおいでになるお客様方にとって、お目当てのパビリオンに確実に行きたいと思うのはもっともである。しかし、もっと困ることがある。それは、飲食物の持込み制限だ。

テロ対策で爆発物の混入の恐れを未然に防ぐためにペットボトル等の飲料の持ち込みは厳禁(但し水筒は可)であるとか、食中毒防止の観点から会場外から弁当の持込を禁止するいった具合だ。
禁忌理由からして、21世紀初の博覧会なのに末世感が漂う。この理由が「環境負荷の軽減を広くアピールするため」とかいうのであればナットクがいかないこともない。ペットボトル自体が石油製品であるし、高速道路のサービスエリアでも家庭ごみの持込みによって、その処理費用がかさんでいることなど、要は利用者(入場者)マナーに委ねられることばかりだ。これだっておおげさにいえば、未必の故意といえなくはない。

ところで、ほっけは大学時代法学部に在籍していたのだが、ゼミが「政治学原論」で、さらにそのテーマが「地球環境を考える」という、どこでどうやったら地球環境と政治学原論が結びつくのかまったくわけがわからなかったのだけど、今から15年ほど前の当時にしては、なかなか最先端なテーマであったと思う。途上国の焼き畑農業と森林伐採がおよぼす「温室効果」などは、その国の国策や背景などにまで踏み込んだ内容とリンクし大変意義深く、まさにその格好の題材だったといえる。
最近でいえば「京都議定書」と聞いてピンとこない人はいないだろう。コトバは堅苦しいのだけど、まさかこんなパチスロ「京都議定書」が降って来るなんて、そんなシュールな演出はどう考えてもマニアック過ぎなんだけど(でもマシンの名は『エコトーフ』すなわちエコロジーを考える豆腐という、意味不明な名前だ)、こんな妙なユーモアもありつつ、誰しも心の隅で、環境についてなにかしら引っかかるものを抱えながら21世紀を迎えたに違いないのである。

そういえば、こんな二人組も、地球環境について考えていたらしい。
地球にやさしいふたつ星
TITLE :地球にやさしいふたつ星
ARTIST :こんぺいとう
RELEASE:1991/06/21
CD NUM :VPCB80416
LABEL :VAP

ACQUISITION(入手容易度) :☆☆☆(オークションなどで)
STUPIDITY (バカバカしさ):☆
CURIOSITY (ヘンテコ度) :☆☆

今回は、「地球環境を考える」コンセプトアイドル、という肩書きになっていたこんぺいとうというお二人のCDのレビューである。

二人の名は高市智子(たかいち ともこ・上ジャケ右)と菅野美寿紀(かんのみずき・同左)といい、すでに廃刊になったアイドル誌『momoco』でも活躍していた。またローカル局ネットのFM番組でもパーソナリティを務めていたりしたので、大卒後間もなかった私自身、思い入れが深かった。実は縁あってその番組のサークルを主宰させていただくことになり(このハンドル「ほっけ」も、サークル発起人の「ほっき」がなまったのが由来で、決して居酒屋の定番の干物ではないのです)、彼女らにも実際にお会いしてエコロジーに関して実践しているか質問したことがある。当時高2だった菅野女史は
「別に。言われてるままにやってるだけ」
とまったくサエない回答であったが、対照的に高1だった高市女史は
「生徒会活動とかで、空缶集めとか積極的にやりますね」
と優等生的発言をかましてくれた。見た目どおり頭の回転のよい高市女史であったが、近年こんな仕事をされていたと雑誌の記事に載り、少なからずショックを受けた。まぁ時代の流れだから仕方ない。

さてさて、CDのレビューである。
この5曲入りのミニアルバムは、次作『ひとにやさしいふたつ星』(VPCB80420 1991/07/21発売)との連作で一つのストーリーを構成しているようであるが、そのストーリー自体は歌詞にはほとんど込められておらず、封入されたストーリーブックの中だけで物語が帰結している。内容は地球の大異変をシグナルでキャッチした二人が世界中にメッセージを送る・・・、といったもので、まさに「愛・地球博」のテーマである『自然の叡智』やサブテーマの『人生の“わざ”と智恵』を知らしめるのかような壮大な主題が、それも万博をさること14年も前から予知していたのかと思ったけど、結局この2人は『循環型社会』にヌードアーティストとして還ってきただけである(→ウソウソ。名誉のために言っておくと、菅野女史は映画などでも活躍中であり、高市女史は現役早大生だ)。

ひょっとしたら、モリゾーとキッコロの中にはこの2人が入っているかもしれないのだ(と夢を見たい)。もちろん、モリゾーがかん・・(以下自主規制)。

この二人を紹介したからには、ついでにこんなレアトラックを紹介しておきたい。
競演!ニッポンチャチャチャ
TITLE :ニッポン チャ・チャ・チャ
ARTIST :マーベラ・こんぺうとう
RELEASE:1992/12/01
CD NUM :JIDM29003
LABEL :JIMCO/VAP

ACQUISITION(入手容易度) :☆(超激低)
STUPIDITY (バカバカしさ):☆☆☆
CURIOSITY (ヘンテコ度) :☆☆☆

アニメ『コボちゃん』のテーマにもなった「ニッポン チャ・チャ・チャ」を南スペインのデュオ、マーベラの別テイクバージョンと一緒に競演しているCDシングルである。一介のB級(失礼)アイドルと、洋楽シンガーが一枚の8センチCDで競演するというケースはきわめて異例である。もっとも後に発売されたマーベラ・バージョンのオリジナル盤(JIDM29011 1993/07/01発売)は「日本バレーボール協会監修」というお墨付きであったからなおさら異彩を放つはずなのだが、いかんせん環境に配慮して(→うそ)出荷枚数がわずかであり、埋もれた"逸品"となっている。

ミニアルバム連作2枚にしてもそうだが、三方背のBOX仕様でブックレット付。よくよく考えれば、ちっとも「地球にやさしくない」装丁である。
そもそも、CDもそのプラケースも石油製品の成れの果てである。
もう地球へは還せないCD素材。最期までその使命を全うさせられる方だけに、買って聴いていただきたい。
いや、聴かなくていいから、そばにおいてやって頂きたいのだ。

ちなみに、彼女らが所属したプロダクション『エブリワンミュージック』の親会社は、なんとこんなメーカーであった。だからというわけでもないが、スーパーでの特設ステージでのイベント(漢字では"営業"と書きます)が多かった。ちなみに、名古屋周辺ではこのスーパーの駐車場などで、歯磨きのサンプリングの傍らで催されることが本当にあったのだ。マジで販促活動の一端を担っていたのである。
もし低公害洗剤のCMで起用してあげていたなら、コンセプトアイドルとしてのロイヤリティが一層高まっただろうに・・、といまさら話しても徒労である。





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Last updated  Mar 23, 2005 11:05:54 AM
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