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カテゴリ:お引越しSP
実は、単身赴任は今回で2度目である。
以前、滋賀は草津というところに3年住んでいたことがあり、その時はすべて会社側が物件を用意してくれた。社用車のワゴンと乗用車の計2台分の駐車場代を含めた家賃は、10畳1ルームで共益費込みの65千円。深夜1時過ぎまで走るJR駅まで徒歩なら15分、バスで5分。そのバス停までも徒歩3分の好立地は申し分なかった。ちなみに国道1号線沿いの酒屋までも徒歩1分、周辺に飲食店やコンビニも軒をつらねている。 唯一ガスコンロがないのがこの物件の欠点であったが、なんといってもこの地酒に魅せられてしまった(ありがちな勘違いだが、こっちとはぜんぜん関係ない)。あまりに好物なので1升空けてひっくり返ってしまい、友人に迷惑をかけまくってしまったこともあるいわく付きの清酒である(それ以降、悪酔いを翌朝に持ち越さない焼酎へシフトすることに)。 そんな銘酒にであえるかどうかはさておき、ひとまずは掛川である。 今回は、自分で物件を探さねばならないことになったので、転勤経験者ほっけ自らもネット好物件をいろいろ検索してみた。 なんといっても、 a.掛川駅に近いこと・・一番重要。 b.ついでに東名掛川インターに近いこと・・・車で移動するときばかりでなく、東名高速バス「東名掛川」バス停がインター併設型なので、これも重要。実家も高速バス停から近いのである。 c.ユニットバスは禁忌・・我が家に帰ってもビジネスホテル然とした住まいはちょっと・・。 とりあえずこの3点だけは譲れないとして、あとは家賃との兼ね合いが付くかどうか。新築物件かどうかはこの際不問。単身(独身)者の場合は、規定により"寮"という扱いになるのでワガママはいっていられない。 休みの18日は、いよいよ物件探しである。 今回は実際に高速バスでいってみることにした。実家最寄りとなる東名岩津(いわづ)停留所から、東名掛川(インター)までの運賃1380円は安い。夜勤明けの今日は道中ほとんど爆睡、ほぼ定刻どおりおよそ90分で東名掛川に到着。 寝ぼけ眼のなか酷暑の田舎街に放り出された私が次にすべきことは、一般の路線バスのバス停を探すことであったが、その「上張」(あげはり)という停留所がなかなか見つからない。迷っているうちにバスがやってきたが、駅から2つめぐらいのバス停では利用客もないのか、実は掛川駅方面のバス停はなかったのである(片側のみ設置)。田舎ではありがちだがこんな調子では利用客の少なさも心配になる。 その心配は杞憂だった。掛川市民病院を経由するということで年配客でにぎやかだ。あとでわかったが毎時2本しかないので、自分でもよく捕まえられたと思う。駅まで4分、160円。 新幹線駅前でにあるものといえばホテルや結婚式場と相場が決まっていると思ったが、いくらこだましか停車しない新幹線駅といっても学習塾というのは、他ではちょっとなかった気がする。 目的地の不動産屋は駅から徒歩10分とちょっと。向かう道中、掛川郵便局にファミレスもあってそれなりににぎやかである。景観条例のおかげか、市内は高層建造物がほとんど見当たらない。 この店もきっと他業種からの鞍替えであろうリサイクルショップもあって引越し後の調度品をそろえるのに興味ひかれるが、その目の前が目的の不動産屋である。さっそく浜松から通勤するという女性店長にお話を伺うことに。 結局、希望条件や会社のガイドラインとする(単身者寮としての)家賃予算を勘案した結果、築11年の2DKと新築の1LDKの2物件に絞られた。現在は寮扱いであっても2DKでいいらしい。どうせワンルームや1K程度しかダメで事前に調べた物件では不成立だろうと思っていたが、実は前者の2DKはこの不動産屋があらたに調べてくださった物件と同じだった。ちなみに家賃は共益費込み駐車場1台込みで57.5千円である。 そんな「運命的な」物件を見に、店長自ら運転するマイカーで向かった。掛川インターから車で5分、徒歩15分。駅までも徒歩15分。45分間隔で運転する市街地循環バスのバス停も近い。コンビニやスーパーが徒歩圏内に見当たらないのが難だが、住み心地はよさそうである。 一応2軒目にも行ってはみたものの、突貫工事で9月初旬の入居に不安があったことや駅やインターにやや遠くなることもあって、結局当初どおりの2DKに決定。こんな施設も近くにあるので、おちついたら行ってみたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 5, 2005 09:15:03 PM
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