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カテゴリ:いまむかCD
転勤に伴う引越しを済ませたのは、9月2日のことであった。
今回紹介するCDは、ちょうどそのひと月前にAMラジオでかかっていたいわゆる、いまさら流行らないトレンドであろう食べ物ソングと言い切ってもいい代物であったが、よくよく聞いているとどうもヘンなのである。歌っているのがおっさんに子供二人がハモりで絡んでくるというものであり、ついでに言葉遊びも巧みであり、おっさんの声にも何か聞き覚えがあった。 ワンコーラスが終わりラジオDJが曲紹介して下さったところで、私は思わず膝をたたいた。 そうだ、このボーカルのおっさんは某銀行浜松支店の行員だったのである。 ![]() TITLE:うなぎのじゅもん ARTISTS:小椋佳&アルザ RELEASE:2005/07/20 CD NUMBER:UPCH5318 LABEL:UNIVERSAL MUSIC ACQUISITION(入手容易度):☆☆☆☆ STUPIDITY (バカバカしさ):☆ CURIOSITY (ヘンテコ度):☆☆☆☆ 詳細は公式HPで確認していただきたい。要するに春華堂のおなじみ『うなぎパイ』のCMソングであり、それと同時に浜松市のうなぎ料理専門店振興会の公認ソングという、いわば浜松市に"お墨付き"をもらったうなぎソングなのである。うなぎと聞いて連想するのは、それまでの私の場合、天才バカボンのウナギイヌか太鼓の達人のちょうちんウナギぐらいしか思いつかなかったのであるが、うなぎのニューキャラ登場になんとしてもグッズを押さえたいと思ったので、体操教則ビデオプレゼント(すでに締切済)というのに応募した。 小椋佳氏と一緒にクレジットされているアルザこと船越姉妹についても前出の公式ページで触れられているが、銀行在勤時からのライフワークである「子供とともに育むミュージカル」アルゴの一員である。実は私の引越しの翌日(9/3)に、これまた先出春華堂のうなぎパイファクトリーで、このCDのイベントを開催したのだが、やはり片付けでバタバタしてる時で到底行けなかった。こちらでも見られるうなぎのじゅもん体操を当日は実技してくれたらしいので、行けなかったことは非常に残念である。 CDも購入し、ビデオプレゼントにも応募しておいたのであるが、実はそのビデオが届いたのである。応募時は転勤の辞令が下りる直前で、ビデオが届いたのは引越しの直前である。グッズをおさえることは叶ったが、なんというタイミングであろうか。偶然にも転勤先は遠州である。内容はというと、ネットのものと同様で、要は体操というよりも振り付けビデオの趣であった。 ![]() CDとVHSビデオ、そして当選通知。 ええトシのおっさんはコレ見て さて、問題はCDの内容。 1トラック目に小椋さんのみの歌唱、2トラック目は「小椋佳&アルザ」バージョン、3トラック目はキーを下げて(実際は1オクターブ高いが)アルザ歌唱バージョンで収録されている。ちなみに1トラック目の小椋ソロバージョンは実際に春華堂うなぎパイのCMで使用されているが、実際のところ、浜松市民でもこれがCDで出ているということを知っている人は少ない。というか、うなぎパイのCMスポットがさほど多くないのだろうか、意外なほど知名度が低いのである。小椋佳氏が第一勧銀(現:みずほ銀)浜松支店在勤で、遠州に縁(えにし)が深く、このようなCDの企画が持ち上がったことは、彼が公式ページによせている"『うなぎのじゅもん』 に寄せて"という文面からしても想像に難くない。 ![]() VHSビデオが届いた私は、早速わがケータイSH901iS用に最適化。 どうせやるなら、DVD+マキシCDのパッケージで売り出してはいかがだっただろうか。 浜松を第ニの故郷のように考えている私にとって、 浜松気質を土壌とし「うなぎ」を主題とする今回の歌創りは、 大変悦ばしく作業させていただきました。 自分が創る歌の中でも、久々極めて楽しい歌ができたなと思っています。 今回の歌「うなぎのじゅもん」は、 耳にし口にすれば、老若を問わず、 皆さんが元気になり嬉しくなる歌に 仕上がっているものと感じています。 歌っているうちに、知らず知らず、 うなぎのイメージをポジティブに再認識するようになり、 併せて、うなぎパイを口にしたくなる、 そんな成り行きとなってくれれば、 創った人間としては大変幸いと考えています。 この歌を聞き歌う人のすべてが、 項垂(ウナダ)れず、 促(ウナガ)され、 幸せに頷(ウナズ)いて 暮らす日々を過ごされることを祈って止みません。 公式HPより ことば遊びの中にも「うなぎ」という言葉を"じゅもん"のように織り込み、しかもインパクトを持たせるという技は、そこらへんの粗製濫造された食べ物ソングを一蹴する価値を持っている。 小椋佳氏といえば、布施明氏に曲提供した『シクラメンのかほり』や美空ひばり女史の『愛燦々』、梅沢富美男氏の『夢芝居』など有名すぎる著作があるが、個人的には、のちの布施氏に93年に提供した『歓送の歌』がお気に入りである(のちに中西保志氏も歌っている)。彼自身93年に銀行を退職しており、そのことを勝手にダブらせながら詞を聴くと、胸が熱くなる。そんな一面とはガラッと趣を変えた『うなぎのじゅもん』も、いい意味で期待を裏切ってくれたのだけど、ちょっとおチャめすぎたかもしれぬ。ま、これもアルザ姉妹に免じて許そう(笑)。CDは現在も販売中なので、興味があれば入手をおすすめする。 (但し、教則ビデオの入手については不詳。あしからず。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 24, 2005 03:03:47 PM
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