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カテゴリ:いまむかCD
毎週日曜といえば、フジ系の憂鬱なテレビ番組が二つある。
ひとつは「サザエさん」で、その放送時間からして「もう日曜も終わりか」と憂鬱になることからサザエさん症候群なるコトバもあるぐらいだ。私の場合は、ラストのジャンケンで負けたとき、ギャル文字だけで書かれた掲示板のカキコミを見たときぐらい、よりいっそう憂鬱になる。 もうひとつはこれ。あえてここには書かない。以前の日記でクソミソにこき下ろしたことがあるあるのだが、視聴者を見下すようなナレーションと、(作家の意向で芝居しているのだろうが)バ●丸出しの●田●恵女史をはじめとする健康音痴ぶり(を装う)パネリストなどなど、見てて腹が立つことが多かった。今春のマイナーチェンジによって以前ほど立腹するような内容ではなくなったが、 この番組は非健康、非ダイエットネタの時にまともな内容が多い と辛口な批評をしているこのサイトのコキ下ろし方はさらに辛らつだ。こういっては失礼だがアレコレ美味しくないとか批評しながら、結局高級なフランス料理をペロリと平らげてしまう御仁にも思える。でも、食わず嫌いのパッと見批評はもっと危険であるからして、このような感想を持つのは極めて正しい。 ![]() TITLE:やすきよ漫才 てなもんやMIX ARTISTS:Random Future RELEASE:1999/07/23 CD NUMBER:POCH1782 LABEL:POLYDOR/UNIVERSAL ACQUISITION(入手容易度):☆☆☆☆ STUPIDITY (バカバカしさ):☆☆☆ CURIOSITY (ヘンテコ度):☆☆☆☆ 今回紹介するのは、その「あ●●る大●●」のずっと前に、同じスポンサーで放映されていた「花王名人劇場」での「横山やすし・西川きよし」の漫才テープをサンプリングして、テクノリミックスを施したものである。曲目(演目)は、イントロダクションを除いて11作収録。 西川きよし氏を「(参議院選挙に出ることが)私から見れば、暴走であった」と懐述しておられる、東販企画(株)の澤田氏よるライナーノーツによれば、「全てのギャグが東京で15%、大阪や名古屋で30%の視聴率をクリアした漫才」なのだそうだ。私自身はイントロ直後の「パイロット」がお気に入りで、計算されたBPMに絶妙なバックトラックが、タイミング良くやすきよのマシンガントークに絡むところなど、「そうきたか!」と思わずにはいられない。 最近のコメディアンは、自らがCDをリリースしたり、最近ではこういうことになったりしている。所詮企画モノとはいえ、別に大御所にプロデュースしてもらったりバンド活動することをとがめる気はさらさらないが、彼らの原点「ヒトを笑わせること」を忘れないでいてほしい。 第一、レコードもそんなに出したことがない漫才師をこんな形でトリビュートしてもらえるなんて、そうそうあるもんじゃない。ま、いわば究極の「詞先」の楽曲といえばそうかもしれないが、厳密に言えば音符に詞を乗せてないとはいえ、いま全盛のラップというカテゴリとはまったく異質なものである。元が「漫才」なのだから、こんな「改変許可」は大賛成だ。権利問題でいろいろ曲折があっただろうが、このRandom Futureというユニットのお二人、齋藤昇・西込加久美ご両氏に大拍手である。 なお、ネット通販等でまだまだ在庫確保が可能な模様なので、興味があればぜひ手に入れてほしい。もちろん、素の漫談が楽しめるDVDは今も在庫豊富だが、あまのじゃくに一味もフタ味も違うやすきよを楽しみたい方には、このCDこそオススメである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 27, 2005 08:15:57 PM
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