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カテゴリ:いまむかCD
私の実家は愛知県の岡崎。赴任先の静岡県掛川まではJRでちょうど100Kmほどだ。
各駅停車でも2時間を少し切る程度であるから、夜勤の入りの日の場合は、担当する店の場所にもよるが、22時55分に岡崎を発つ2264F(休日は5264F)という大垣始発の新快速浜松行きで十分間に合う。浜松から先も菊川ゆきの最終に連絡している。実はこの列車、名古屋発の時点で最終上り新幹線こだまより15分遅いので、掛川までなら新幹線よりも遅い終電であるので非常に重宝している。 そんな列車だから、岡崎を過ぎても結構混んでいる。 終バスもすぎて終電間際なので自宅に「カエルコール」(←死語?)ぐらいのケータイは許そう。しょうがないから、シャカシャカ聞こえるシリオンオーディオも許そう。というか私の方からレールのジョイント音をかきわけて、そのヘッドフォンから流れる音を"解析"するのは、寝る以外で長時間乗車の楽しみだったりするのだが、この日は弱冠ハタチ過ぎと思しき男性客から荻野目洋子の『六本木純情派』が聞こえてきたもんだから正直びっくりした。なぜ、荻野目洋子だったのか。余計寝れないではないか。 そう思いつつ目を瞑っていると、愛知御津(あいちみと)を通過したあたりで反対側の窓際の若者に着電。 最初はよそよそしい口調でしゃべっていたので会社か同級会のお誘いか何かかと思ったが、こんな夜更けにそんなカテゴリの電話はナンセンスだろう。さっさと切りやがれ!と思っていたが、どうも様子がおかしい。 逢いたいけど、金欠だよぉ・・ 友人に借金してる話けど・・、でも貯金はあるよ・・ おまえ。アフォか? 云ってるコト矛盾してるぞ。だったら、借りなくていいじゃん。 それに1号車車内丸聞こえだぞ。 電話は二川過ぎても続けてる。 それにしても、遠いなぁ~。 鹿児島行くとき高速(道路?)で通ったかとあるけどさ~ でも・・・、こんなにウマくいくなんてネ~ 微妙に会話を合わせようとする必死さは、聞いててイジらしい。 どうやら、電話の相手は介護福祉師を目指す女子高校生のようだ。 いわゆる出会い系で知り合ったであろうことは想像できよう。どうやら初めての電話にこぎつけたらしいが、周囲には丸聞こえだ(爆)。それすらわからないのだから「恋は盲目」とはよくいったもの。 隣にピン芸人が座ってなかったのが幸いだが、代わりに私がブログネタにさせてもらった。 今回は前置きが長すぎたが、そんなうっとうしい私の気持ちを代弁してくれるのが、こんなCDである。 ![]() TITLE :カンベンしてよ ARTIST :幕末塾 RELEASE:1990/11/21 CD NUM :NADL1010 LABEL :NEC AVENUE ACQUISITION(入手容易度) :☆ STUPIDITY (バカバカしさ):☆☆☆☆ CURIOSITY (ヘンテコ度) :☆☆☆ 今回は男10人の濃い役者(のタマゴ・当時)集団の4枚目のシングル。 言い換えるならば、秋元康氏がジャニーズっぽいのを一世風靡セピア風にプロデュースしたら、こうなったという感じである。CDの一曲目は、"歌唱"というよりは"独白"に近く、咲輝(さかき)氏が語りを担当している。彼に限らず、"彦摩呂""雅"に"新兵衛""黒之助"と、役者名も昔気質だ。そういえばジャニーズの嵐の4人が、結成当時そのユニット名に「ヘコんだ」と吐露していたという記事を思い出したが、彼らがこの芸名を頂戴したときに去来した心境を詮索してみたくなった。いまさら余計なお世話だが。 その"独白"は4番まであり、1番でガン飛ばした相手に、2番でカノジョに、3番で親友に、そして4番でオヤジに、「カンベンしてよ」と白状する。(勘弁=他人の過失や要求などを許してやること。) こういうセリフ系の曲は必ずキメ台詞があるのがお約束だ。 たとえば、伊武雅刀氏の「子供たちを責めないで」では 私は子供に生まれないでよかったと 胸をなでおろしています とシニカルな歌詞にほくそ笑んだものだが、この曲の4番はやたらテンション低い。というか、オチは?と問いたい曲だ。3番まででヤめといたほうがいいのでは、と進言したくなる私感を禁じえない。 一方でカップリングの『幕末塾 恋の教え十ヶ条』は某巨大掲示板のチ●コ音頭を例を出すまでもなく、そのまんま数え歌だ。ヨナ抜き長音階が、いかにも彼ららしさを引き立て、10人のユニゾンコーラスがいかにも「一世風靡セピア」然としていているが、当時いまさら和風にこだわったのかは不可解だ。それもファーストシングルがTMネットワークの『Come on Let's Dance』のリメイクだったからにほかならず、それを知ってる方はかなりの幕末塾通といっていい。 さて、このCDの入手可能状況を診断してみることにするが、オークションで時折出品がある程度といえる。かくいう私も、つい最近そのテで入手したクチだ。ただ、モノローグ(つぶやき)系の楽曲は他の作品に比べて異質であり(The BOOMの『手紙』というのもあるが)、幕末塾の他作はもとより他のアーティストの作品群の中でも、あまり出品がないのも事実である。気長に出品を待ちたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 25, 2005 11:24:27 PM
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