テーマ:ワイン大好き!(31424)
カテゴリ:ブルゴーニュ白
シャブリの名手、ルネ・エ・ヴァンサン・ドーヴィサ René et Vincent Dauvissat のシャブリ一級ヴァイヨン Chablis 1er Cru Vaillons 2011。
シャブリの生産者を大相撲の番付になぞらえて格付けするなら、一人横綱がラヴノーで、東の大関がこのドーヴィサではないかと思う。 ラヴノーのワインは非常に超熟で、一級クラスでも15年経ってようやく飲み頃初期という場合が多いのだが、ドーヴィサのワインは特級クラスでも10年位経つとブランデーっぽい香りが出がちで、個人的には早めに飲んでしまいたい生産者と思っている。 ドーヴィサの一級ものは20年前には4,000円弱で購入することができ、結構気楽に買っていた。2011年ものもリリース直後に一級のフォレ La Forest を購入して若いうちに飲んだ。しかし、ドーヴィサのワインはその後じわじわと値上がりし、リリース直後に一級ものを購入したのは2011年のフォレが最後になった。 今回のワインはかなり値上がりした後の2023年に購入したもの。セット物で購入したので価格ははっきりしないが、セットのワインの単品販売の価格からすると1万円を少し超える価格で購入したことになると思う。 2011年の一級もののドーヴィサということで、かなり熟成が進んでいるのではないかと思いながら開栓。 予想通り、色調は薄めの琥珀色。香りもブランデーっぽいニュアンスがはっきりと出ていた。しかし、味わいはとろっとした舌触りを伴う果実味と綺麗な酸のバランスが素晴らしく、ピーク後半という感じだった。個人的な好みからすると、できれば5年くらい前に出会いたかったが、素晴らしい味わいだった。 ![]() コルク長は50mmで良質なもの。状態も良好。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年03月02日 06時56分48秒
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