この前、ふらっと古本屋の「100円コーナー」にいって、
目にとまったのがこの作品。
赤川次郎の小説は
とても読みやすくて面白い物が多くて
ずいぶんたくさん読んだけど、
その中でも群を抜いて面白かった小説だった。
赤川次郎は「ユーモアミステリー」
という新ジャンルを確立していて、
軽い作品・・・
いわゆる、主人公が襲われても気絶するだけで
終わってしまうものが多いんだけど、
魔女たちのたそがれのように、
容赦なく人が死んでいくお話は、
文章がとても読みやすいだけに
恐怖感がじっくりと心の中にしみこんでくる。
要するに、すっげぇ恐怖感を感じます。
今はもう100円で買えるし、
ヒマつぶしにはもってこいの作品では無いでしょうか。
お勧めです。
http://www22.cds.ne.jp/~hasi/sendo/index3.html