テーマ:サッカー Jリーグ♪(3954)
カテゴリ:スポーツ
ここまで、数試合負け無しと好調なチーム同士の戦い。
前半は、完全に大分のペース。 スムーズなパス回しでボールポゼッションを高め、いざ攻撃となるとダイレクトパスを多用してフリーの選手を作り出す。前回、新潟でみせた少し丁重なパフォーマンスとは雲泥の差があった。 そんな大分に先制点が生まれたのは前半9分。 浦和ワシントンの攻撃をペナルティエリアぎりぎりで防いだ大分は、そこからカウンターをしかける。(多分)エジミウソンと(大分の)トゥーリオが見事にパスをつないでそこからサイドチェンジ、左サイドの松橋へとボールが渡った。 松橋は果敢に浦和堀之内に一対一の勝負を挑み、キレのある動きでペナルティエリアに侵入、グラウンダーのクロスを折り返す。 浦和ゴール前で4,5人の選手が入り乱れる中、高松が倒れ込みながらも足を振ると、上手い具合にボールがゴールの中へと転がり込んだ。 その後も、テンポ良くボールをつなく大分が浦和の攻撃をほぼ鎮圧。 浦和の選手はサントスをはじめとして元気がなく、田中達はオフサイドに引っかかりまくり、小野はなぜかいらだっている様子。 おそらく、審判の判定に不服があったのだろうか?浦和がカウンターでいい形になったときに笛を吹いていらないファウルをとったり、先制点の場面では浦和のトゥーリオがカバーに入って大分の選手に後から倒されたようにみえたが、それは取られなかったり。 このあと、ワシントンがペナルティエリア内で大分GK西川に倒されるも、PKを取られなかった。少し審判は大分寄りだったようにも思う。 後半。両者の勢いが入れ替わる。 大分は明らかに守りに入ってしまい、前半でみせたパスワークは完全に無くなってしまった。 浦和は逆に勢いづく・・・・が、大分の最終ラインをなかなか崩せない。 そうこうしているうちに、後半14分に、大分に待望の追加点が生まれる。 高橋が持ち上がってワンツーで中央突破、ゴールを破壊せんばかりのキャノンシュートを浦和ゴールに叩き込んだ。 浦和は永井、岡野と攻撃の選手を投入。攻撃の圧力をかける。 すると後半31分、ペナルティエリア前でボールを受けたワシントンが、反転しつつ大分DFをはじき飛ばし、そのままシュートを決めて2-1。 この辺で、両チームの選手の脚がばったりと止まった。攻撃の選手は攻撃に行ったままかえってこられない状態に。 浦和は前線に多くの選手を残し、大分も守備の選手を多くかけるため、大分のゴール前には常に10人ぐらいいるのだが、逆に浦和のゴール前は手薄になり、浦和のDF2人に対して大分の選手が3人ぐらいで攻めるシーンもみられた。 浦和は必死にパワープレーをしかけるも、肝心なところでシュートミス。結局2-1で終了。大分が嬉しい嬉しい1勝をあげた。シャムスカ監督の笑顔が実に印象的だった。 前半の大分は完璧といってもいい出来。 長短のパスを自在につないで、浦和のプレスをかわし、いざ攻撃になるとダイレクトパスを使って浦和DFを翻弄、さらに後からボランチ二人が上がってきてフォローする。相手DFと一対一になると必ず勝負を挑むし、観ていて実に気持ちのいいプレーだった。シャムスカ監督はほんとにいい仕事してる。オシムの後には、ぜひ、日本代表監督に・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年08月31日 11時32分55秒
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