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2008/10/29(水)18:23

海堂尊「チーム・バチスタの栄光」

小説(132)

チーム・バチスタの栄光(上) 東城大学医学部付属病院の“チーム・バチスタ”は心臓移植の代替手術であるバチスタ手術専門の天才外科チーム。ところが原因不明の連続術中死が発生。高階病院長は万年講師で不定愁訴外来の田口医師に内部調査を依頼する。医療過誤死か殺人か。田口の聞き取り調査が始まった。 面白い! 秀作です。 なんつーか、タイトルで最初野球小説かと勘違いして避けていたのですがw ドラマ化にあたって興味が沸いたので読んでみました。 読みやすい文体だし、展開が早いし、真相への興味が尽きないので、あっという間に読み終えてしまいました。 でも、★4つなのは・・・ 以下、ネタバレの感想へと続く。 比較的、犯人が予想しやすい人だったということと、小説の途中で中だるみのように感じたところがあったので、★1つ減点。 とはいえ、レベル高い小説だと思いますよ。 白鳥のキャラクタが強烈すぎます。 主人公の田口さんもいい感じ。 他の人物達も、味があって、個性的なので、登場人物は多めなんですけど、あれが誰だっけ、とか迷うことなく読んでいくことが出来ました。 それにしても、ドラマはずいぶん違う展開になってますね。 白鳥が最初から出ているし、イケメンだし、怪我してるし。 田口は40歳ぐらいのイメージだし・・・・ 釈由美子さんは割とイメージ通りですが。 犯人は、小説とは違うそうですけど、はたして誰になるのか?

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