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2008/11/30(日)10:14

伊坂幸太郎 「陽気なギャングの日常と襲撃」

小説(132)

陽気なギャングの日常と襲撃 人間嘘発見器成瀬が遭遇した刃物男騒動、演説の達人響野は「幻の女」を探し、正確無比な“体内時計”の持ち主雪子は謎の招待券の真意を追う。そして天才スリの久遠は殴打される中年男に―史上最強の天才強盗4人組が巻き込まれたバラバラな事件。だが、華麗なる銀行襲撃の裏に突如浮上した「社長令嬢誘拐事件」と奇妙な連鎖を始め…。絶品のプロット、会話、伏線が織りなす軽快サスペンス! 伊坂幸太郎さんの小説は、いつどれを読んでも面白いですな!! 標準以上に面白いんだけど、伊坂幸太郎さんの他の作品と比べると、さすがにちょっと落ちる感じがするので★4つ。 4人の、というか、響野さんが絡んだ会話が最高に良いです。 相変わらず、あちこちに張られた伏線がつながっていくストーリーも良い。 でも、他の作品に比べると、つながり方は少ないかなーという感じもありますねぇ。

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