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2009/01/13(火)15:04

重松清「エイジ」

小説(132)

エイジ ぼくの名はエイジ。東京郊外・桜ヶ丘ニュータウンにある中学の二年生。その夏、町には連続通り魔事件が発生して、犯行は次第にエスカレートし、ついに捕まった犯人は、同級生だった―。その日から、何かがわからなくなった。ぼくもいつか「キレて」しまうんだろうか?…家族や友だち、好きになった女子への思いに揺られながら成長する少年のリアルな日常。 重松清さんは不思議な小説家さんで、おじさんが主人公の小説をかかせても上手いし、中学生が主人公の小説を書いても上手いと思う。普通はどちらかに偏りそうなものだけど。 この小説の内容は、あらすじが全て。エイジの心の動きで何百ページを埋めているわけだけど、不思議に引き込まれていくのだから、この小説家さんもすごい人だなぁと思う。 それでいて、★みっつなのは、エイジのキレ方が今ひとつ不満なので。 もっと、キレても良かったんじゃないかなー(・∀・;)

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