株株本楽

2009/09/26(土)17:01

有川浩 「塩の街」

小説(132)

塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。男の名は秋庭、少女の名は真奈。静かに暮らす二人の前を、さまざまな人々が行き過ぎる。あるときは穏やかに、あるときは烈しく、あるときは浅ましく。それを見送りながら、二人の中で何かが変わり始めていた。そして―「世界とか、救ってみたいと思わない?」。そそのかすように囁く男が、二人に運命を連れてくる。第10回電撃ゲーム小説大賞・大賞受賞作。圧倒的な筆力で贈るSFラブ・ファンタジー。 なるほど。 評判がいいだけあって、良作でした。 主人公二人と、世界観の描き方が良いので、自然と感情移入できます。 ちょっと最後の方で盛り上がりに欠けるのと、挿絵が最低なのが残念でしたが(・∀・;) というわけで、ランキングクリックお願いします(・∀・) ランキング1 ランキング2 ランキング3 ランキング4 ランキング5 ランキング6

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る