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チョコと私の愛しい日々

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2020.11.09
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テーマ:社交ダンス(8582)
カテゴリ:社交ダンス
​3年半前、社交ダンスをはじめました。



ダンスをはじめ、久々にパーティーに参加するようになりました。


きっかけは大きな病気をしたこと。

退院して、仕事を休んでいる間、むくむくと
「ダンスがしたい」という思いが湧き上がってきました。

実はずっと「踊り」に憧れていたのです。
バレエ、フラメンコ、タンゴ、などなど。
実際に舞台を観に行くのも好きだったし、
ダンス関係の映画やテレビを観るのも好き。
ダンス音楽も好き。



見るたびに泣いてしまいます。



去年のクリスマス、ベルと野獣が躍る曲でデモをしました。



でも、社交ダンスといったらやっぱりこれですよね。


音痴だし、リズム感もない。
ダンスは観るものであっても、するものではないと思っていました。

でも、人生なんて一歩先は闇です。
だったら、ためらっている時間などありません。

踊りと一口にいっても色々あります。
まずは色々やってみて自分に合うものを見つけることにしました。

最初に行ってみたのは、フラダンスのクラス。
病み上がりの私には、南国のゆったりしたリズムにあわせて
躍るフラはとても気持ちがよかったのですが、
夢中になるような何かはありませんでした。

次に、ベリーダンスとZumbaをやってみましたが、
やはり今ひとつ決め手にかけます。

見ていると、一緒にレッスンを始めた中には恋に落ちるように
そのダンスにのめり込んでいく人がいます。

たぶん音楽や体の使い方、その踊りの持つ雰囲気などと
相性の良し悪しがあるんだと思います。

たとえばベリーダンスのクラスで出会い、今でも仲良しの友人は、
女性らしい体型と顔立ちで、ベリーダンスがよく似合います。


============================

その頃、家の近くに社交ダンスの教室があるのに気づきました。

もともと「芸能人社交ダンス部」や金スマの社交ダンス企画は
大好きでよく見ていました。

ですが、男性とペアで躍る社交ダンスはフラやベリーダンスに
比べて、いっそう心のハードルが高くなります。

それでも、その時は社交ダンスへの興味が気後れに勝ちました。

思い切って教室に電話をかけると、すぐ見学できるとのこと。
どきどきしながら教室を訪れると、若い男の先生が迎えてくれました。

もちろん、見学した瞬間にビビっときて、
これが私のもとめていたダンスだとわかった、なんてことはありません。

でも、体験レッスン、その次は10回コースでとレッスンを
重ねていたある日のこと。

覚えたてのワルツを踊っていたら、
突然、音楽がすうっと心に入ってきました。

乾いた心にあたたかい雨が染み込んでいくようでした。
気持ちが良くて、幸せで、涙が出そうになりました。

私が社交ダンスと出会った瞬間でした。

それからしばらくして、先生に声をかけられました。
「そろそろ、自分の靴を買ってみたら?たぶん続くでしょ。」



昨年、競技会に初参戦。パートナーは夫です。


あれから3年半。

私は今もダンスに夢中です。







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最終更新日  2020.11.11 21:31:52
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