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テーマ:徒然日記(23323)
カテゴリ:家計
仕事を辞め、収入がなくなって困ったのは、
意外にも欲しい物を買えないことではありませんでした。 自分が何を買っていいのかがわからなくなったことです。 つまり、専業主婦の私が自分のために どれくらいお金を使っていいのかがよくわからないのです。 たとえば、今、パールのピアスが欲しいと思っています。 私が一番よく使うのがパールのピアス。 他に何を着けずとも、これだけはお守りがわりに着けています。 10年以上毎日のように使ったピアスはすっかり表面が曇ってしまい、 今は淡水パールのキャッチをピアスがわりに使っています。 欲しいのはシンプルな8mm玉。 できれば品質の良いものを長く使いたい。 というわけで、ミキモトに行ったところ、 ベテラン店員さんが親切に 品質やお値段について教えてくれます。 働いていた時なら、それぞれのお値段が 自分の何日分の労働に値するかを計算し、 「価格」と「好き」が釣り合うものを迷いなく購入したでしょう。 買えば使うのはまちがいないし。 が、今回はやはり買えませんでした。 長く働いていたので、気に入ったものを買う貯金はあります。 ですが、減った貯金を補填するあてがない今、 貯金を減らしていいのかがわからない... 結婚後に母からゆずり受けた真珠。ネックレスはチョーカーとオペラレングスの2本。 こんなつまらないこと、友人に相談もできないので、 専業主婦の大ベテラン、母に話してみました。 昭和の専業主婦のアドバイスには一抹の不安がありましたが(笑)、 母の答えはいたって明快。 母「真珠なんて必要なものでしょ。 旦那さんに買ってもらいなさい。」 私「いやいや、私、自分の貯金で買うつもりなんだけど」 母「なんでもそうやって自分でやるって意地張るのがよくないの」 そうなの?? 自分のものを自分で買えることが 私のささやかな誇りだったんだけど。 母いわく、妻がなんでも自分でやると、 夫に「甲斐性」が育たないのだそう。 ふ〜〜ん。そんなものだろうか。 わかったような、わからないような。 それにしても、昔から私に、女性だって 経済的に自立すべしと言っていたのは母なのです。 言っていることが矛盾しているような... ついでに、もう一つ、話してみます。 私「収入無くなったら、定期的に行く 美容院代がすごく高く感じるんだよね。 もう4ヶ月行ってない。」 母「そういうのは必要経費なんだから生活費から出す。 足りなくなったら、足りな〜い、って旦那さんに言うの。 お金お金って言ってみっともない頭でいたって仕方ないでしょ。」 ほ〜、もうびっくりです。 昭和の専業主婦から、まさかの小悪魔アドバイス。 母は、そんなふうに生きてきたのでしょうか? 結婚して12年、私は、そういう方向で ものを考えることなかったなあ。 基本、自分の面倒は自分でみたい。 夫にも自分の面倒は自分でみてほしい。 でも、もしかして、 これは女性性の欠落ということなのでしょうか? アクセサリーはダイヤモンドの結婚指輪と結婚10年目に買ってもらったピアス、そしてパールがあればいい。 結局、自分のためにどれくらいお金を 使っていいのかはわからないままですが、 ちょっぴり考えさせられる母との会話でした。 もっと頭を使いなさいと最後に母は笑っていました。 そうですね。 もうこれまでとはすべてが違うのです。 新しいやり方を探していかなければ。 不急の買物は、ひとまず、自分の中で新しい お金の使い方のルールができるまで、見合わせておきましょう。 ぐたぐたのお話に最後まで おつきあいいただきありがとうございます。 ↓応援クリック、励みになります。 にほんブログ村 ↓よろしければ読者登録も!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.12.09 14:47:02
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