チョコと私の愛しい日々

​​​６月はじめの週末、夫が菜の花を見に行こうと
言い出しました。

へえ、なんで6月に菜の花なのよ？

「北海道は６月に咲くらしいよ。最近、インスタで見たんだよ」と夫。

ふ〜ん。

本州では菜の花といえば春ですよね。

私にとっては、その明るい黄色に新年度のちょっと
不安な気持ちをなごませてもらう花。

初夏の青空とはどうも結びつかず、ぴんときません。

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当日の朝、いつまでもベッドでぐずぐずしている私を
夫が起こしにきます。

「もう一ついいこと思いついたから、早く起きてよ」

そうせかされて連れてこられたのはここ。





恵庭にあるイタリアンレストラン、
ピッツェリアエトラットリアチェルボさん。

菜の花畑はどこ（笑）？

実はこちら、札幌周辺ならここがおいしいよと、
私たちが茨城に住んでいた頃大好きだった
イタリアンのお店で教えてもらったお店。

夫いわく、菜の花畑に行く途中にこの店があったのを、
急に思い出したのだそう。

しかも、奇跡のワンコ同伴可！！

うれしそうに言っていた「もう一つのいいこと」は
このお店のことでした。


同業者のおすすめとあって、チェルボさん、
メニューからすでに、おいしいオーラが漂っています。

最初の一皿は魚介のフリッタータ。





塩とレモンでいただく新鮮な魚介が絶品です。

冷えた白ワインがあったら最高だったな。
でも、時節柄しょうがないですね。


そしてピザ窯で焼いたマルゲリータ。





ナポリ風のクリスピーな生地で、こちらも絶品。
ほかにもパスタなど大変おいしゅうございました。


ちなみにワンコ同伴の場合はテラス席になります。
初夏の風に吹かれながらの南イタリア料理は最高です。



ごめんね、チョコ。どれもニンニクが入ってたんだよ。


食後はお隣のジェラテリアでジェラートを。





チョコもミルク味をちょっとペロペロしました。


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さて、腹ごしらえもすんだので、そろそろ菜の花畑へ
向かいましょう。

やってきたのは恵庭の少し東、安平町です。
町に入ると丘陵地帯のあちこちが黄色く染まっています。

車から降りると目の前に広がるのはこの景色。





本当に６月に菜の花が咲いていました！！

しかも、見渡すかぎりの黄色、黄色、黄色。

青い空とのコントラストは清々しい初夏の景色に
間違いありません。

香りの少ない菜の花ですが、これだけあると、
あたりには香りがはっきりと漂います。



チョコにもこの香り、わかる？




一面に広がる菜の花の畑は黄色い海のよう。



背の高い菜の花の畑は、チョコにとってはジャングル
なので、今日はずっとだっこです。

ちょっと畔を歩かせると、夫がすぐにだっこして
あげてって言う...

ほんと、チョコに甘いんだから（笑）。

しょうがない。
チョコ、今日は遊覧船ママ号になってあげる。

チョコを乗せて、黄色い海をゆらりゆらり。
目的地は未定。ママとチョコが行きたいところまで。





チョコを抱いて、青い香りの漂う菜の花の海を漂って
いると、どこかこの世でないところにいるような
不思議な気持ちになります。


チョコ、また一つ、北海道で素敵な場所を見つけたね。


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千歳空港にほど近い、安平町の菜の花畑は
「空港から30分の絶景」と言われているそうです。

菜の花の見頃は5月下旬から6月中旬。

今年はおしまいですが、この時期に北海道を訪れる
機会があれば、ちょっと足を伸ばしてはいかがでしょう？






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