|
テーマ:暮らしを楽しむ(387627)
カテゴリ:食と器
札幌もここ数日、あたたかい日が続き、
ようやく冬の終わりが見えてきたような気がします。 それにしても北国は冬が長い 来る日も来る日も雪が降り続き、 窓の外の雪を見ていると、スノードームの中に 閉じ込められているような気がしてきます。 3月になる頃にはもう息も絶え絶え。 そんな長い冬、たっぷりのビタミンと明るい色で 私を元気づけてくれたのがみかんたち。 今、日本の柑橘類ってすっごい種類がありますよね。 うちも今シーズンは毎年年末に夫の静岡の実家から 送られてくる温州みかんとポンカンを皮切りに … 一月末は私の柑橘好きを知っている義母が 送ってくれる文旦。 2月はせとか(柑橘類の大トロ!), はるみ, 甘平, etc. 味も香りも華やかな新しい品種が一斉に出回るので、 果物売り場のパトロールに大忙しです。 この時期を外したら一年食べられませんもの。 先日、鹿児島から届いたのはタンカンです!! 学生時代、屋久島に行った時にジュースで飲んで こんなにおいしい柑橘があるのかと感動しました。 とってもジューシーで、甘みと酸味のバランスよし、 香りよしでいくつでもイケます。 こんなにおいしいのになぜか北海道ではほとんど 出回らないので、ふるさと納税で取り寄せました。 友人にお裾分けして、宣伝したいと思います(笑)。 徳之島のたんかん あとこの時期はずせないのは金柑。 私は生で食べるよりもジャムやコンポートが好き。 柑橘類のジャムは数あれどこれは唯一無二の香りだと思う。 タネを取るのが少々面倒くさいですが、 作る価値はあります。 そのうちに、アンコールというみかんも届きます。 これは数年前、ふるさと納税のサイトで見つけて ポチッとしてみたもの。 食べて驚きました。絶品!! こんなに味も香りも良い柑橘はほかにないのでは。 これはもう食べるジュースです。 小さくて、少し皮がでこぼこしていて見た目は イマイチですけどね。タネも多いけど。 それ以来、毎年、この時期になると注文しています。 うちははいつもこれです。 皮が傷ついていたりしますが味に問題なし。 私が子供の頃、柑橘といえばほぼ温州みかんでした。 せいぜい、年が明けたら伊予柑が出回って、 もう少しするとはっさくや夏みかんが出るくらい。 あの頃の夏みかんは口が曲がるほど酸っぱかったなあ… それがこんなに色々食べられるようになったのは、 ひとつには清見オレンジのお陰らしいです。 清見はそれまで難しかったみかんとオレンジの 交配に成功してできた品種だそう。 清見のデビューは私にとっても鮮烈でした。 実は私、温州みかんが少し苦手なんですよね。 皮がふかふかになって酸味が抜けてしまうと、 もう手がのびない。 そこに突如現れた、味も香りも鮮やかな清見は、 今ひとつぱっとしない日本の柑橘界(私個人的に)に 射し込んだ一条の光でした。 で、このミラクルな清見が品種親となって、 たくさんの品種ができたのだそうです。 せとかもはるみもみんな清見の子。 今年はじめて食べた「はまさき」という品種も、 おいしいと思ったらやはりこの系統でした。 ありがとう清見... おみかんにはクールなチョコです。 さて、12月から続いた柑橘シリーズもそろそろ後半戦。 新しい品種が出てきたとはいえ、いまなお人気を誇る 清見も出回り始めました。 いざ、ラストスパート!! 最後まで読んでいただきありがとうございます。 ↓応援クリック、励みになります。 にほんブログ村 ↓よろしければ読者登録も!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[食と器] カテゴリの最新記事
|