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テーマ:闘病日記(4048)
カテゴリ:ネフローゼ闘病
前回の更新からずいぶん時間が経ってしまいました。
実はGW中に持病のネフローゼが再発しました。 もう寛解したのですが、ちょうど帰省中だったため、 色々大変でした。 今回はその顛末を書き残しておこうと思います。 今年のゴールデンウィークは、私と夫それぞれの実家に 帰省し、ついでに久しぶりに関東のダンス競技会に 出場する予定でした。 競技会には北海道のダンス仲間も合流する予定で、 楽しいこと間違いなしのゴールデンウィーク、 のはずだったのですが… ![]() 今回も新幹線で帰りました。 異変に気づいたのは、札幌から私の埼玉の実家に 到着した翌日のことでした。 尿がわずかに泡立っていました。 が、多少の泡立ちは疲れたり、激しい運動したりした 後にはよくあること。 ですので、その時は、長距離の移動で疲れたのだろうと あまり気にしませんでした。 ![]() キャリーケースの中をちょっと直した時の様子。意外と快適そうです。 で、翌日はそのまま静岡の夫の実家へ。 雲行きが怪しくなってきたのはこの頃からでした。 トイレに行くたびに尿の泡立ちがひどくなって いきます。 尿の泡立ちはネフローゼの自覚症状の一つですが、 実はこれまで、私自身は尿の泡立ちで再発に 気づいたことってほとんどありません。 尿が泡立ってくる時って、もうかなり尿中に タンパクが出ている状態なのです。 私は普段わりとまめに検査薬でチェックしているので、 たいていは尿が泡立ってくる前に再発に気づきます。 そんな私がなぜこの時ばかりはのんびりしていたか というと、リツキサンのせいです。 1月に入院して投与したリツキサンは、私よりはるかに 再発頻度の高い患者さんでもぴたりと再発が止まる 効きのいい薬なのです。 投与してからまだ4ヶ月しか経っていないし、 GW直前に病院でチェックした時も、免疫のレベルは 適度に抑えられていて、どう考えても再発の目はない、 と信じ込んでいた(信じたかった)からです。 ですので、この期に及んでもまだ、この泡はトイレの 洗浄薬(タンクの上の水が出るところに置くやつ)の せいだろうと必死に自分に言い聞かせていたのです。 胸にうずまくドス黒い不安は、口にしたとたん、 本物になってしまいそう。 だから、静岡では、夫にも話さず、時に上の空に なりながらも粛々と嫁のつとめをはたし、 再び埼玉の私の実家に戻ってきたのでした。 ![]() 夫実家近くの安倍川をお散歩。 で、帰宅早々、実家のトイレに駆け込み、 用を足して、振り返ってみると。 あわわ、あわ、あわ。 かなりの勢いで泡立っています。 確定だ… 検査薬を買いに走り、チェックすると、 ネフローゼ歴7年、再発歴8回の私が今まで 見たこともない濃い〜深緑色に染まっています。 ![]() 何これ?こんなの見たことない。 いったい何が起きてるの? 手足ががくがく震えて、立っているのもやっとです。 これまでになくひどい再発を起こしているのは 間違いありません。 呆然としたのも束の間。 頭の中に5月のカレンダーが浮かび上がります。 この日が5月1日。 5月3日から5月7日までは祝休日で病院はどこも休み。 つまり、翌日中にはなんとかしなければ、 5月8日までの1週間、何の治療できないということ。 そしたら、きっと大変なことになる。 7年前はじめてこの病気になった時のことが 頭をよぎりました。 病院に行き、1週間後に入院と言われましたが、 入院を待つその1週間で私は坂を転げ落ちるように、 悪くなり、結局、腎臓機能の半分を失ってしまった。 そんなことは2度とごめんです。 だけど、私は主治医から遠く離れた関東にいて、 猶予はたったの一日。 さあ、どうする私? (つづく) 最後まで読んでいただきありがとうございます。 ↓応援クリック、励みになります。 にほんブログ村 ↓よろしければ読者登録も!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.05.16 21:02:04
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