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テーマ:愛犬のいる生活(78181)
カテゴリ:チョコのいる日々
それは9月初めの週末のことでした。
秋の訪れを感じる気持ちいい日で、 こんな日はお外で過ごさなくっちゃと チョコと二人、郊外の公園まで遠出したのでした。 涼しい風が吹く中での散歩はとても気持ちよくて、 ピクニックシートの上で二人でゴロゴロしたり、 芝生を走ったり。 ![]() 数時間後には悲劇が起きることも知らず、 チョコも私も上機嫌なのでした。 ![]() そして、帰り道に急な坂道を駆け降りた直後... チョコの足がふと止まったので、振り返ると、 チョコが左後ろ足をあげて固まっていました。 チョコ、あんよ、どったの? そっとリードを引いてみると、やっぱりびっこをひいている。 ああ、やっちゃった ![]() 実は今年の春、同じように散歩の途中、 チョコがびっこをひきはじめたことがあったのです。 その時、獣医さんに告げられたのが膝蓋骨脱臼。 通称、パテラです。 膝関節が何かの拍子に外れてしまうもので、 小型犬に多い病気です。 チョコは先天的に膝のお皿が浅く、外れやすいそうで、 加齢とともに筋肉の力が弱くなって発症したのでは ということ。 ![]() でも、その時は1週間ほどで自然に治り、、 その後も何もなかったのでつい油断していました。 ああもう、私ったら。 ![]() 急な坂道を駆け降りさせるなんて。 下り坂は負担が多いって獣医さんにも言われてたのに。 後悔しても仕方がないけど、これはどう考えても私のミス。 今回のは春よりひどく、しばらくは盛大にびっこを 引いていて、3週間経った今もまだ歩く時に体が左右に 揺れます。 でも、今回は抗炎症薬だけでここまで治ったから まだよくて、膝の靭帯を損傷してしまうと、 手術が必要らしいです。 そうならないためには筋肉をつけ、 体を正しく使えるようにしないといけません。 チョコ、治ったらバランスボールのトレーニングを再開しようね。 ![]() それにしても、今回の感じたのは、チョコもシニア犬の 仲間入りをしつつあるということ。 うちに来てから、最初こそ大きな手術をしたけれど、 その後は健康優良児だったチョコ。 でも、これからは少しずつ不調も増えてくるんだろうなあ。 実家で飼っていた柴犬のブブは、 やはり健康優良児だったけれど15歳を超えた頃、 それまでなら簡単に飛び乗っていたような段差で転び、 歯が一本抜けてしまったことがありました。 その時、私を見上げたブブは、 あれ、どしたんだろ?ボク、転んじゃった? そんな困ったような、照れたような顔をしていました。 思えば、あれがブブの老化のはじまりでした。 だけど、ブブが初めての犬だった私たちは、無知で ブブが年をとるなんて信じたくなくて、 そのことに真剣に向き合うことができませんでした。 その後もブブは19歳にあと3ヶ月という ところまで頑張って生きてくれたけど、 今でも、あの時にちゃんと考えればもっと違う余生を 送らせてあげることもできたのでと後悔があります。 ![]() チョコの弱みにつけこんで憧れのお姫様抱っこに挑戦する夫。 チョコはまだ9歳だからそこまでおおげさに 考える必要はないかもしれないけど、 シニアの入り口にいるのは間違いないでしょう。 たぶん、犬との暮らしはここからが大切なんだと思う。 注意深く見守って、 小さな変化を見逃さず、 その時々に必要なことをする。 大切に、大切に。 ブブにはしてあげられなかったこと、 チョコにはちゃんとしてあげたい。 切ないけれど、そう腹を括らなければいけない。 そうしなければ、きっと私はブブに叱られる。 最後まで読んでいただきありがとうございます。 ↓応援クリック、励みになります。 にほんブログ村 ↓よろしければ読者登録も!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.02 01:08:26
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