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世界三大ブックフェアの一つで
ビジネスブックフェアとして名高いフランクフルトのブックフェアは 多くのメトロ路線が乗り入れているMesse駅に直結しているので あらゆる方向からのアクセスが良く、 世界中の国々がexhibitorとしてブースを構えています。 ![]() 会場もかなり広く、5つの建物に分かれていて ![]() ジャンルよりも国や地域に分かれていることが多いので 正直一日では回り切れません。 ![]() 中庭にはフードトラックが出ているので人ごみに疲れたら 外の空気を楽しみながら食事や歓談を楽しむことがきます。 そしてカフェにはアルコールが! ![]() 世界各国のブックフェアを回ってきましたが こんなにガッツリ飲めるところは初めて! ![]() さすがドイツ!! Frankfurter Buchmesseは児童書のブックフェアではないので ボローニャと比較すると絵本の数は少ないですが ヨーロッパを中心に世界各国の有名どころ出版社がブースを構えていました。 ![]() 最近お世話になっているMiles Kelly社 ![]() リファレンス絵本のラインナップが豊富なチェコのAlbatros社 今月開催したクリスマスWSオンラインでご紹介した 世界のクリスマス絵本もここで見つけました。 ![]() Nosy Crow社 先月開催したカリキュラム作りWSでもご紹介しましたが Hen in the Bedの絵本おもしろいですよ。 Roll Overのリズムで動物たちがベッドから落ちていくのですが 最後に残ったHenが誰もいなくなってしまったのが寂しくて みんなをベッドに呼び戻すお話です。 ![]() ウクライナ戦争の影響で他のブックフェアでは参加禁止になっている ロシアのClever Publishing社もブースもフランクフルトにはありました。 外交関係が垣間見れる。 そして近年存在感を増しているのがインドの出版社。 ![]() ![]() ![]() ブックフェアもいつか行ってみたいと思っていますが 治安的にどうだろ。。。 2008年にインドを旅した時は 外国人に対しては安全がある程度保障されていたような印象ですが 最近のインドの治安を聞くとさすがに一人旅は 今は難しいかな。 しばらくはオンラインで追いかけます。 ![]() ポップアップのアイディアが素晴らしいMake Believe Idea社 ![]() ![]() ブックフェアを通してみた最近の傾向としては 印刷技術が上がった分、紙と異素材を組み合わせた仕掛け絵本が 多く出版されるようになっていて、 とても可愛くて子供たちの目を引くデザインとなっているのですが あくまで主観ですが、ストーリー性の観点からみると 内容が印象に残らないものが多くなってきている気がします。 絵本の良さは絵があることなので 視覚的アプローチはもちろん大切だと思いますが 昔の絵本のようにジーンと心に響く 子ども達に読んであげたくなる絵本は新刊だと出会いが少なくなっています。 AIの陰謀じゃないかと密かに疑っていたりして笑 ただ、ブックフェアでどんなにいい絵本を見つけたとしても 今は手に入らなかったり、高額すぎたりで なかなか紹介までたどり着かないことが多いので 来年こそは流通や為替が安定するといいなと思っています。 まぁ欧米はちょっと何かと難しいかな。 私的にはオーストラリアの今後の伸び率に期待しています♪ +++++ Facts and figures for Frankfurter Buchmesse2024 trade visitors 115,000 media representatives 7,500 exhibitors 4,300 general public 115,000 events 3,300 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年12月30日 16時50分14秒
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