北欧デザインを尋ねた旅

◇◆◇　その９３　◇◆◇




アンデルセンの人魚姫像からニューハウン方面に運河沿いをお散歩すると

アマリエンボー宮殿の敵なお庭が見えてきます

こちらの衛兵さんの姿がすごくかわいらしいと聞いていたので

迷わず広場へ・・・♪







＋真っ赤な棟の小さなハート、見えますか？＋





ひやぁ～

おもちゃの兵隊さんのイメージそのまんま！なんてかわいらしいのでしょう～＊

お帽子は熊の毛皮だそうですよ。

すっごくふっかふかでした！



こちらはデンマーク王室の方々が住まう宮殿

デンマークはスウェーデン同様、現在も君主制で

デンマーク国民が愛して止まないマルグレーテ女王も

このアマリエンボー宮殿に

住んでいらっしゃるのだそう。





 
 





八角形？の広場の周りに４つの宮殿が配されています

中央にあるのは、この宮殿の造営者フレデリク５世の像

この広場と宮殿を彼ら（衛兵）が守っています。

それにしても「大丈夫？」と思ってしまうくらい、とってもopen

開かれた王室だとは聞いていたけれど、こういう所でもそれを感じます

過剰な警備はしないのですね～




穏やか、とか平和、という言葉とともに

マルグレーテ女王の笑顔が浮かびます

彼女は美人で才能豊かで気配り上手の気さくな方だそうで

100点満点つけたい女王様

でも、ど～しても煙草だけは止められないのですって

彼女を愛してやまない

デンマーク国民の気持ちがちょっとわかったかも？











女王陛下たちをお守りしている彼

この日は旗があがっていなかったのでお留守かな？

wikipediaによればマルグレーテ女王はお生まれになったのもこの宮殿なのですね～

彼女の本名？は

Margrethe Alexandrine Þorhildur Ingrid

日本の天皇と同じで苗字がないのですね。




こちらの宮殿は元々４つの貴族の為に造られたのだそう。

1794年にクリスチャンボー城が１夜にして消失してしまい

急遽こちらを王室が買い上げて以来

王と皇太子たち家族がこの４つの宮殿に住まうようになったとか。

元々住んでいた貴族さんたち、その後どうしたのかな・・・？

・・・貴族だからお屋敷はいっぱいあるんだろうなぁ

庶民の余計な心配でした











あれ？動き出しました

衛兵さんたちは、時々ゆっくり移動して４つの宮殿を見張っている模様

今気付いたのだけれど

一番後ろの衛兵さんだけたすき？が逆ですね～

もしや左利き？？（ナゾです）



毎日正午に衛兵の交代があるのだそう。

う～ん、その時間には工芸博物館でヤコブセン見てましたねぇ











うわぁ～

すごく至近距離まで来てくれました

いや、たまたま私がそこに居ただけです

綺麗に行進が揃っていますよ～



警備中なのであまり至近距離で撮影すると睨まれる、

と聞いていたので控えめに。

でも後で聞いたら、一緒に写真撮って貰った人もいたみたい

そうだったんだ～











まぁ～後ろ姿も素敵だわぁ～

あのお帽子に触れてみたいぃ～

すっかりミーハー

それなりに麗しい男性でないと衛兵にはなれないみたい。

・・・確かに（←強調）ビジュアル系ですっ




そんな彼らも？モラル違反者には相当厳しいらしく

大声で怒鳴ることもあるのですって！

・・・見てみたいかも




ヘルシンキにある首相官邸前で出会った兵隊さんたちを思い出しました

こちらの宮殿の衛兵さんたちとは全く違った姿で

ある意味すご～く興味深かったなぁ～

ヘルシンキの兵隊さんの日記は　こちら












あれれ～

ゆっくりかと思ったら意外に早いっ

ちょっとストライド走法みたいです

みんな見とれてカメラを構えていましたよ



この時はアジア人は私たち二人だけ

そしてギャラリーをよーく見ると、欧米のおば様たちが多かったような・・・？

うふふ～

お気持ち、お察し致します～











こちらはアマリエンボー博物館にある故イングリッド女王の

銀とシルクで織られたウエディングガウン

贅沢な素材で造られたシンプルなドレス・・・すっごく素敵

ローマの休日の

アン王女のイメージと重なります

永遠の憧れですね～



王室御用達のIllums Bolighusといい

デンマークの品格ある秀逸なデザインの数々は

王室のセンスの良さからもつながっているんだなぁ～

次は「女王陛下」、「ハート」つながりで書きますね






つづく








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