旅する日記*

2010/05/12(水)22:34

夕暮れのハロン湾 * 旅人も黄昏るゆるやかなひととき

Ha noi,Ha Long Bay(34)

ハノイ散歩とハロン湾クルーズ *その22* 水上生活をしている人々を訪ねた帰り 振り返ると、ちょうど陽が沈むころになっていました~* 時計を見ると、もうすぐ6時 *3月末の日没時間です 時はまさにトワイライト・タイム ハロン湾に夕陽が沈む、黄昏のひとときの始まりです 沈む夕陽を見ながら HaLongJasmineに戻ります。 ほんとうにうっとりしてしまう、穏やかな、やさしい時間。 色んな国々から集まった私達旅人たち。 みんなが、ゆっくりと落ちてゆく太陽を黙って見守りながら、 静かに、静かに小船は進みます・・・ 水面に近い目線からハロン湾の夕陽が見られる! なんて贅沢なのでしょう~* Splendid sunset! そうそう、この瞬間を見たくて ハロン湾では「一泊クルーズ」をしたかったのです~* ほんと、お天気に恵まれてよかった・・・ ジャスミン号に戻ると 真っ先にサンデッキに上がったのですが、既に先客あり 夕暮れの中で、静かに話しこむ旅人たち。 船で知り合ったばかりの、ちょっと年配の西洋人のご夫婦たちなのだと思うけれど なにやら深いことを話しているような雰囲気。 でもどこか和やか 人生の折り返し地点を過ぎたところ?くらいの旅人さんたち、 どんなことを話しているのかしら・・・? 私達も何年かのちに、 異国の地でこんな風な時間を楽しめる時がくるのかしら。 船の反対側では 一人の旅人さんがたそがれていました たそがれる、と言うと思い出すのが、昨秋に観た映画「めがね」 ゆるゆるした時間とともに ゆる~いメロディが頭の中を流れ始めます~* 人はどうして旅にでるのでしょう 旅の鞄につめるものは・・・ 黄昏ていた彼も、確かタエコさんと同じ、一人旅。 もしかしたら東洋人?と思うお顔をしていて ちょっと親近感を持ったので、なんとなく覚えています あきらかに東洋人なのは私たち夫婦だけなのでした~ テラスに降りると、既に満席 そうだよね~ みんなこのひと時をゆっくり座って楽しみたいものね ほとんど会話は聞こえません。 ゆる~い時間が流れています・・・みんな黄昏るのが上手~* アッパーデッキの バルコニー付きのお部屋を確保している方々も この時間はみんなこちらに出て 黄昏タイム 世界遺産・ハロン湾に沈む夕陽を堪能できる、優雅なひと時 この照明のデザイン 夕陽に映えるシルエットでとっても素敵・・・ 薄むらさきの空と雲が美しすぎて、言葉を失ってしまいました・・・ ほんの数十分のことなのだけど 数時間のように感じます。 キャプテン・キャビンからメインデッキを覗くと こちらでもお一人様が 黄昏ていました 実は、彼の立つあの位置で「無」になって黄昏てみたい! ・・・と思ってここに来たのですが・・・ 私はどうも彼と気が合うみたいです~ 彼があまりにも上手に黄昏ていたので こころよく諦めて(笑) お部屋に戻ることにしました そうそう、ベトナム・ハロン湾は北部にあるので、 3月末でも夜になると意外に肌寒く、外に長く居るとちょっと冷えるのです・・・ 薄いフリースのジャケットが重宝しました メインデッキ入り口の 木彫りの、ジャスミンを摘む女性たちとお花たち。 ライトアップされるとまた素敵 細やかな彫刻が、うっすらとしたピンク色にも見えて綺麗です 黄昏時があまりに美しかったので 小さなことにも感動しやすくなっているかも~* 実は、このあとはお楽しみのディナータ~イム♪ 半ばスキップ気味で メインデッキの廊下を歩く、ゴキゲンな私の姿を 夫が激写?していたのでした~ 次はハロンジャスミンでの ディナータイムをつづりますね 暗がりでのノーフラッシュ撮影だったので、お写真は期待しないで下さいねぇぇ~(汗)  つ づ く  楽しかった旅をゆっくり振り返りながら 頑張って書いております。。 よろしければ応援一日ワンぽちり♪お願いします とっても励みになっています~*

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