2015/04/12(日)01:25
ビジネスに英語は必要? TOEICスコアは何点以上必要?
『英語ってビジネスに必要なんでしょうか?』
ビジネスマンは、英語ができないとグローバル化に対応できない。TOEICのスコアが低いと仕事ができない。そんな雰囲気の世の中になっているような気がします。本当にそうなんでしょうか?ちょっと気になる書籍を2冊紹介します。
外資系企業マイクロソフトの元社長の成毛 眞さんが書かれた書籍なので真実味があります。この書籍の中で「英語ができても仕事ができるわけではない」「英会話スクールのカモになるな」「TOEICを妄信するな」などインパクトがある言葉が出てきます。発展途上国には英語が話せる人が多いけど、英語だけでは先進国にはなれない。英語を勉強する時間があるなら他の勉強をした方がいいという考えが書かれています。
日本人の9割に英語はいらない【電子書籍】
著者の小林 一郎さんは、国際会計事務所に勤めていた経験を書かれています。バリバリ仕事をこなす英語ができない外資系の社長や帰国子女だったけど会計がわからず通訳を雇った話しなど英語がすべてでない、英語の前に相手の文化を知るなどコミュニケーションが大事だと書かれています。
英語のできない人は仕事ができる【電子書籍】
※電子書籍はプレビューを見る事が出来ます!
英語を勉強する事は決して悪いことではない。語学に興味を持って勉強する事は素晴らしい事です。
ただし、ビジネスの世界では、英語の勉強をする事が目的ではなく、ビジネスで使えることが大切です。英語はあくまでもコミュニケーションのツールなんです。そのコミュニケーションの中身である経営、会計、技術などの勉強と英語などの語学勉強をバランス良くやる必要があるようです。
TOEICの点数を取るための勉強は、海外とビジネスするには必要ない。TOEICも試験なので、問題の先読みや同音異義語など試験テクニックで点数は上がります。試験テクニックを磨いてもビジネスでは使えません。
TOEICは、試験対策の勉強をせずに受験して英語の実力を測定するには有効な手段だと思います。
外資系企業など英語を本当に必要としている企業は、TOEICのスコアで英語力を測れないと知っているので、スコアは500点以上あればいいとと言うところが多いです。つまりTOEICのスコアを重要視していないのです。
就職や昇格でどうしてもTOEICの点数が必要な人は、試験勉強と割り切って短期間で勉強する事をお勧めします。
使えこなせない英語の単語を覚えるよりは、オンライン英会話で異文化に触れる方がずっといい良いように思えます。オンライン英会話を通じて日本の常識が通用しない事が肌で感じることができました。日本の事を聞かれて答えられない恥ずかしい自分に何度も出会いました。Uh-huhと相槌をできるようになりました。これ、意外と難しいのですよ。TOEICのスコアを上げるより、こんな経験の方がビジネスにつながるんだと思います。
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