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2007.08.25
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カテゴリ:Deathly Hallows
怒りにまかせて読み出しました。(だんだん、悲しみのあまり怒りがこみ上げてきた。)
残りあと50ページ足らずなので、徹夜してでも週末中に読み終わろうと思います。
とりあえず、34章途中までの感想を。読了後にはまた違うかもしれませんが。
以下反転。もんのすごく、核心のネタばれをぶちまけてますので、くれぐれも注意してください。


スネイプが味方だったのは予想通り、雌鹿のパトローナスも彼のだった。
彼が味方だった理由も、おそらく大概の人がそう考えていたように、リリーのことが好きだったから。初恋を貫いたんですね、たぶん。
すみません、ひどい事いいます。
正直ドン引きです。
私はすなおに、スネイプの純情に感動したりできません。
心底憎んでいた男に彼女を奪われ、それでも愛し続け、彼女が死んだときには自分も死にたいと思い、彼女を愛するが故に彼女の息子を守り続けた。
彼が愛しているのは、リリーだけ。
シリウスの部屋にあったリリーの手紙を、彼女の署名があるからと盗んだり、3人で写っている写真からリリーだけを破りとって、ジェームズとハリーの写っている部分は投げ捨てた。
このシーンは、リリーへの妄執の固まりになっているようで本当にイヤだった。
スネイプは自分で気がついてないだけで、ハリーの事も愛しているのではないかと思いたかった。それがこのシーンで否定されたような気がした。
リリーがスネイプを選ばなかったのは分かるとして、なぜジェームズを選んだのかも分からない。シリウスとジェームズはスネイプの記憶の中ではうんざりするくらい嫌なやつなんで。先生のことを受け入れてくれたのも、単なる好奇心なだけで、本当の友情ってあったんだろうかって不安にすらなるよ。先を読めば分かるのかな?
もうね、言いたい事は山ほどあるんだけどね、たぶん、私がもっとも納得いかないというか腹が立っているのは、こんなベタな内容をラストまで引き伸ばすようなことをするなら、どんなにチンケでも、ベタベタなハッピーエンドにして欲しかったってことなんだよ。
つまり、先生たちを殺しちゃう意味があったのかよ!
ここまで読んで、どう考えても先生とトンクスは、ハリーの覚悟を納得させる為に選ばれて殺されたようにしか思えない。ハリーだけじゃない、読者がもっとも衝撃を受けるだろう人選だったとしか思えない。(結婚とか、赤ちゃんとか、幸せをふっておいてひどい)
私が先生のことが大好きだから、そう思うだけなのかもしれないけど。
まあ、そういうわけで本当にムカつきながら読んでいたのですが、戦いを終らせるには自分が死ななければならないということが分かったハリーが(つまり、彼自身がヴォルデモートのホークラックスなのです。死の呪文がリリーの魔法で跳ね返り、ヴォルの魂を引き裂き、何もかもが破壊されたその場所で唯一生きていたハリーにその一部が吸収された)、自分の命を実感し、死を恐れる描写はすごいと思う。
とりあえず、続きを読む気力は出てきました。
でも、Lupinって出てくるたんびに涙が出てしまうんですが、どうしましょう。





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最終更新日  2007.08.25 13:08:54
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