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カテゴリ:Deathly Hallows
ご無沙汰してます。
しばらく更新してなかったらログインIDをすっかり忘れてました…。 どんだけ健忘症。 言いたい事はいっぱいあるのですが、忙しい。 早くバザー終われ~(呪) さて内容に触れるので以下反転。 ネタばれ解禁した人には、7巻は「よく出来てる」と比較的賞賛してはいますが、ルーピン先生ファンとしては、日に日にその不条理に納得がいかなくなってきています。 そもそも、どんなふうにして亡くなったかの描写が一切ないこと。 フレッド、スネイプと読者の衝撃がピークに達したところでいきなり出てくる遺体。 ハリーじゃなくても悲しみに麻痺しそう。 確かに先生たちの死に涙はとめどなくでてきたのですが、私が7巻で誰の死に一番感銘を受けたかと言うと、ドビーでした。 他の誰の死より、丁寧にハリーの感情が描かれていると思うし、私は章別の感想でも言ってますが、ローリングさんの書きたかった死というものは、まさにこれなのだと思ったのです。 だから、もうこの物語で書かれる死はこれで十分だった。(ヴォルデモートは別だろうと思いますが) スネイプ先生はおそらくもっとも7巻予想で死んじゃうんじゃないかと思われていた一人だと思うのですが、その死に至る理由もあんまりな気がします。シリウスほどじゃないかもしれませんが。 それでも書かれているだけいいよ! 先生がドロホフに殺された事は、ローリングさんが明言しているのでこのお話の中で事実なのですが、先生ってとても強い魔法使いってイメージがあっただけに、どうしてそんな下っ端野郎に殺されなきゃいけなかったのか、本当に納得できないです。 3巻登場シーンでは、ロンにさえ簡単にやられちゃいそうと言わしめたルーピン先生ですが、杖なしで明かりを出して見せたり、ハリーにパトローナスの呪文を教えてくれたり、(何よりここ最近のホグワーツでもっともいいDADAの先生だったんですよ?!)5巻6巻の戦いでも無傷であったり、実際にはとても有能な魔法使いです。(言い切ったよ!) ページなんていくら使ってもいいから、ちゃんと書いて欲しかった…というのがファンの心の叫び。 いやね、最初は悲しくて読めないだろうから、そんなの書かなくてもいいよ!って思ったけど、どうせ悲しいのは変わんないじゃん!! 思ったより、深いところが傷ついているらしくって、7巻の展開を知らない子供たちがハリポタの話をすると、イライラしてきます。(娘が、「スネイプ先生の記憶ってまた出てくるのかなぁ?」と言い出したときにはびっくりした。だって7巻のものすごい核心の部分じゃん!) 映画のDVDも見る気がしません。アズカバンはもともと脚本自体不満だったのですが、それでも見るのは好きだったのに。 結局、子供たちにファンの多いハリー、ロン、ハーマイオニーの三人は死なずにすみましたが、もし、このうちの誰かが死んでいたら、子供たちの心の傷になっただろうな…と思います。現に私はものすごいトラウマになってしまったようです。 別の本を読んでいて、とても好きなキャラクターがでてきても、もし死んでしまったらどうしよう…(そして案の定死んでしまったりする)、とめちゃめちゃ不安になって、先が読めなくなったりするのです。今まで、そんなことはなかった。だいたい、ミステリを読んでいて人の死が出て来ないわけがない。でも、今宮部みゆきの「模倣犯」とか「弧宿の人」とかは絶対再読できない! 架空の物語の中で、大好きな人が無残に死んでいくのに耐えられない。(思い入れがない人なら大丈夫なはず) どうしてくれるのよ!ローリングさん!(呪) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.10.10 18:00:17
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