|
カテゴリ:原発事故
今は元気で健康な人が・・ 7年後、国家が高揚しているオリンピックの開会式を病院のベッドの上で冷めた眼で観ている。。 そんな人が増えなきゃいいが。。 原発事故さえなければ、もっと喜べたのに。。 以下、BLOGOS"放射線管理区域の東京でオリンピックなど正気の沙汰ではない/「原発は未来犯罪」(小出裕章さん)"より抜粋。 2013年9月1日に日比谷公会堂で開かれた「さようなら原発講演会」での小出裕章さんの指摘、 「東京の一部も放射線管理区域にしなければならないほどの汚染を受けている。」 2011年の暮れに当時首相だった野田さんが、事故の収束宣言などというものを出しましたけれど、 残念ながら事故はまったく収束していないのです。今現在も危機は続いています。 運転中だった1号機2号機3号機は溶けた炉心がどこにあるかもわからず、ただ、ひたすら水を入れ続けて冷やすしかないということを2年半にわたって今日までやってきました。 しかし、水を入れてしまえば汚染水があふれるのは当たり前なのであって、マスコミは最近になって「汚染水が大変だ」って言い始めたわけですが、私としては「なにをいまさら」と思いました。 (2013年9月5日、東京電力福島第1原発で放射能汚染水を保管しているタンク群4カ所で高線量を確認、最大毎時約2200ミリシーベルト。 これは人が3時間浴び続ければ死亡する線量に当たる。) 2011年3月11日から、ずっと汚染水は流れ出ていたのです。これからも何十年もこうした作業を続けなければいけない困難なものなのです。 4号機は建屋が爆発し炉心の中にあった使用済み燃料も使用済み燃料プールというところに入れられていたのですが、そのプールが宙吊り状態になって今存在しています。 そのプールの底には、広島原爆に換算すればおそらく1万4千発ぐらいに相当する膨大な放射性物質が宙吊り状態のプールの中に眠っているのです。 一刻も早く何とかしなければいけないのですが、いかんせん、何かをしようとすれば労働者が被曝をするしかないという状態の中で、今でも苦闘が続いています。 では今まで一体どれだけの放射性物質が環境に漏れてきたのでしょうか。 おそらく、福島原発事故は、広島原爆が放出した放射性物質の400倍とか500倍をすでにまき散らしてしまった。 そして、福島県を中心に東北地方、関東地方にずっと広がり、群馬県の西部、宮城県の南部・北部、岩手県の一部、茨城県の南部、千葉県の北部、東京の一部も現在の法律に照らしあわせるのならば「放射線管理区域」にしなければなりません。 法律に照らしあわせるのならば普通のみなさんは入れないのです。 私のようなごく特殊な人間だけが立ち入ってもいいと許されるのが放射線管理区域です。私は立ち入ることはできますが、その場所に立ち入った途端に水すら飲めなくなるというのが放射線管理区域です。それがこうした広さですでに生じてしまったということになりました。 「大地そのものが全部汚れてしまった」のです。 1年間に1ミリシーベルト以上の被曝はしてはいけないし、させてもいけないという法律があったのです。 1ミリシーベルという被爆をしてしまうと、ごく平均に言って2500人に1人がやがてガンで死ぬという、そういう危険度です。 0歳の子供の場合には、それの4倍から5倍、たぶん600人に1人ぐらいが1ミリシーベルトの被爆でやがて死ぬことを運命づけられるということです。 1時間0.114マイクロシーベルトが基準の場合、これを超えると警戒が必要な数値。 (葛飾区は1時間0.14~0.32マイクロシーベルト。) 日本共産党”東京放射線量測定マップ” 「1ミリシーベルトなんていう基準はもう守れない、20ミリシーベルトの被曝までは我慢しろ」と言って「放射線管理区域の基準は超えているけれども、そこにみんな住め」ということにしてしまいました。 ☆ 以下、元原発技術者・平井憲夫さんbotより なぜ、原発を止めないのか?→原発を一日止めると、何億円もの損。企業というものは、人の命よりもお金なのです。 マグニチュード7.0以上の地震発生により、700基以上の(非耐震構造の)汚染水タンクに倒壊の恐れ 韓国食品医薬品安全処はこのほど、福島第1原発の事故発生以降、日本から輸入された水産物から放射能が検出された例が14都県の131件に上ったとの分析を明らかにした。 使用済み燃料棒、未使用のものも含めて1533本の取り出し、使用済みになってしまった燃料の方は、猛烈な放射性物質の塊になっている。 そのため空気中に吊り上げる事自身が出来ない。作業の途中で燃料集合体を落とすような事をすると、また放射性物質が噴出する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 10, 2013 04:22:17 PM
コメント(0) | コメントを書く
[原発事故] カテゴリの最新記事
|