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2019年05月03日
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カテゴリ:釣りの本・雑誌
僕は以前から巨魚釣り(ここで言う巨魚釣りは、あくまで岸から竿とリールで獲る釣り)にちょっと興味があるんですが、間違っても自分でやるということではなく、巨魚釣りに命を懸ける男達の姿を見てしびれるという感じです。例えると、車のレースではF1に憧れるとか、格闘技の無差別級の試合を見て興奮するとかいったことですね。

巨魚釣りといえば、僕がイメージするのは、離島、南海、トカラ、小笠原、クエ、ロウニンアジ、イソマグロなどですが、これらの釣りが熱狂的に注目されチャレンジされていたのは1970年代頃でしょうか。僕の年代ではリアルタイムにその熱狂を感じていませんし、また、そんな釣り番組も見たことがないですね。


【1983年発行 巨魚のすべて 週刊釣りサンデー】

ただ、こういった書籍などから、限りなく大物が釣りたいという当時の男達の執念や雰囲気にロマンを感じます。絶対やりませんけど(笑)

また、こんな漫画もありました。




【1983年発表 磯のダンプカー 矢口高雄 著】

矢口先生の作品の中には、巨大な魚を釣る話は非常に多いですが、磯の巨魚釣りを題材にした作品は知る限り唯一これだけですね。イソマグロの100㎏級にチャレンジする話ですが、この感じ。しっかり取材して描かれた作品だと思います。釣りに興味が無い人が見たら漫画みたいな内容ですけど、実際にあり得る内容ですからね。今となっては、人生捨ててまでこんな道楽に血道を上げるような昭和の豪傑のような人種は絶滅寸前でしょうから、極めてマイナーな釣りジャンルと思いますが、手軽には手を出せないからこそ、それに掛ける人達は凄いなあと素直に憧れます。船からのGTとか全く興味が湧きませんし、凄いとも思いません。

で、巨魚釣りに関する書籍も、特殊なジャンルなんで、ほとんど無いみたいですが、以前ある大物師の方がブログで紹介されていた本を購入してみました。


【1996年発行 巨魚を釣る 醍醐麻沙夫 著】

これが発行されたのはさほど昔ではありませんが、著者が釣りサンデー編集部のバックアップを受けながら、離島の巨魚釣りに挑戦した内容を連載していたものを単行本化したものです。実際に釣りをしていた時期は、1988年から数年間の出来事を綴っていますが、こんなに面白い本を読んだのは久しぶりでした。これも著者が、最終的に日本記録級のイソマグロを釣り上げますが、作家だけあって、文学的な表現は、凡百のライターが書く釣行記とは一線を画しています。読みながら、あと何ページ残っているか気にしながら読んだ本は、そう多くありません。

こんな釣りを、自分がする訳でもなければ、釣り場に行くことさえしません(出来ません)が、こういう不可能に近いことにチャレンジしている釣り師の姿を見聞きしているだけでも、釣りのロマンを掻き立てられて非常に幸せです。






最終更新日  2019年05月03日 18時08分53秒
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