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2018年01月13日
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カテゴリ:読書
今日もしょーもない仕事だ。奴隷のような仕事。



昨日、以前の会社でお世話になった先輩と高島屋のキハチで色々お話を聞かせて頂いた。



奇しくも世間は変化している。変化を受け入れなければダメだ。



新たな資格勉強を始めたものの、言語も何もまるでわからない。50問中7問しか正解できず、確信があるの1問だ。ここだ、ここを突破しないとダメなんだ。勉強は入口がまず辛い。この後惰性がやってくる。



ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの小説を初めて読んだ。
1986年に発表された『浮世の画家』

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戦前から戦後にかけて活躍した画家、益次に対する世間の価値観の変化が描かれる。

彼がイギリス人であることを思うと、これほど日本のことをリアルに描写できる取材力がすごい。



そして、これが書かれた当時は、もうすでに戦後などとっくに忘れた時代にあって、こうした作品に至ることの凄みを感じた。

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回想シーンの連続なのだが、自らの成り立ちを示しながら、芸術に対する周囲の価値観が目まぐるしく変わってゆく様が描かれる。

昨日まで慕ってくれた同僚や弟子たちが、戦争が終わった途端に態度を豹変させる。主人公もそれを敢えて受け入れ自己批判までするのだが、許してもらえない。

こういうことは時として起こりうる。

仕事や世間も同じだ。
上司が変われば立場も評価も変化するのだ。
(=^^=)
(=^^=)





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最終更新日  2018年01月13日 05時12分22秒
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