2009/11/21(土)12:17
ジャクリーン・ビセット 「アメリカの夜」で演技開眼したムード派女優
◆一生涯保証付◆[直筆サイン入り写真] ジャクリーン・ビセット Jacqueline Bisset
ジャクリーン・ビセット、潤んだような瞳を見開いて、男心が乱れるまでじっと目をこらしてみつめてくるような彼女をみていると、何だか妙な気分になってくるのが”妙”だ。
濡れたような瞳に、ロマンティックなムード、誰にでも好かれそうな清純派タイプなのが、今では希少価値がありそうに思える。
彼女は1944年9月13日、イングランドのサリー州で生まれた。子供のころからバレエを習い、演技のレッスンを取るためにしていた写真のモデルがきっかけとなって映画界入り。フランスの高等中学とロンドンで教育を受け、母親はフランス人なので、フランス語も堪能である。そのため、フランス映画への出演も多い。
イギリスのリチャード・レスター監督に見出されて、「ナック」で映画デビュー。この作品は何と三人の女優がデビューしている。一見の価値はありそうだが・・・。
’65カンヌ映画祭グランプリ作品!えっ?若い!なんと3大女優デビュー作!
67年の「甘い暴走」で共演したマイケル・サラザンと同棲したが、その後、別れた。
70年代に入ってからも脇役を務めることが多かったが、そんな彼女に決定的な転機をもたらしたのは73年、フランスの名監督フランソワ・トリュフォーの「アメリカの夜」に出演したことであろうか。
アメリカの夜 特別版
この映画で、彼女は演技とは何かということを掴んだのではあるまいか。以来、キラリと光る色気を加え、一段とスケールが大きくなったように思える。トリュフォーとはその後も付き合い、二人の仲が噂に上ったこともある。
米、英、仏を中心に国際映画スターとして、活躍をしている。主な作品だけでもいろいろある。「ブリット」「大空港」「オリエント急行殺人事件」「シークレット」などだ。
出演作品は多数あり、全作品を見ている人はほとんどいないのではあるまいか。彼女ももう65歳、結婚歴は見当たらず、独身を通してきたようだ。