スコールでひとやすみ

～緑にもゆる平野に（各地区で春祭りを終えた）真紅のだんじりが競演～

『昭和の日』の今日、大集結した約30台のだんじりの練りや
だんじり唄、獅子舞などを披露する市民祭りが開かれました。

だんじり祭りというと大阪・泉州地域（特に岸和田）が有名ですが
我が地元でも各地区でだんじりの春祭りが行われます。


　担ぎ手宙を舞う

布団だんじり　

地元で多いのが、この布団だんじり。
赤い布団を5枚重ねた屋根を持つことからこう呼ばれます。

みずひき（だんじりの胴部に巻きつける幕）やちょうちんなども
各地区によって特徴があります。
みずひき（幕）の豪華な浮き彫り刺繍も一見の価値あり！

　投げだんじり

豪快に激しく投げられる投げだんじりは祭りのハイライトを飾ります。
激しい動きと共に、男衆の掛け声が響き渡ります。
布団だんじりと違ってタイヤがついていない分、大人数で担ぎます。

乗り子（だんじりの中に入って太鼓を叩く）は小学生の男の子。
来年からは甥っ子（台風2号）も乗ることになるのですが・・・
飛行機でも嘔吐してしまう2号、「大丈夫だろうか」（と妹が背後でつぶやく）。


ちょいとそこのお嬢さん方、だんじりを見に来たのでは？

　　　　　
土遊びに夢中、あらぁ～全身真っ黒に。　　こちらは出店まわり、3匹お持ち帰り！


隣の地区の公会堂では、この催しに備えて毎晩だんじり練習が。
ちょうどおひなが眠る時間で、太鼓の音と共におやすみなさいの日々。
それが今晩からはBGMがなくなって、ちょっぴり寂しく静かになります。