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伊豆高原のおペンションに1泊旅行してきた。
リゾッチャー! オーシャンビュー! ロテンブロー! しかし現実はなかなか厳しいもので。 天気は雨、露天風呂は思ったよりも小さかった。 そのペンションは割と最近できたばかりのようで、非常に清潔感が漂っていた。 大きな窓と小さなドアと部屋には古い暖炉があるのよ、とまるで小坂明子の歌を実体化したような造りのペンションで我々を迎えてくれたのは、トルネコと塩田丸男を足して2で割って膨らませたような好々爺。 ヒゲにエプロンにカジュアルシャツ、といかにもペンション経営してそうな風貌に安心感。 笑顔が素敵なナイスシニアであった。 料理は仏料理フルコースとのことだったが、そんな堅苦しいものではなく、シンプルに「肉喰え!魚喰え!野菜も喰え!」という感じだった。 事前に仕入れた情報によると「一流シェフによるフルコース」ということだったのだが、なんとなく身内が調理しているような気がした。シェフじゃなくて主婦、みたいな。 ちょっと気取って赤ワインなんぞ頼んで、体内にワインを流してみた。ウマー。 次の日に行ったのは、伊豆高原にほどなく近い「赤沢日帰り温泉館」である。 ここは日帰り温泉施設で、スーパー銭湯のような造り。 最近できたばかりのようで、まだ新しい匂いがする。 そして経営しているのはコンビニ化粧品でおなじみのDHCである。 DHC経営ということで、神保美喜やら藤崎奈々子やらのポスターがドドンと貼ってあるとか、BGMで美輪サマの「ぜろいちにいぜろさんさんさんの~きゅうれいろく~」という美声が流れるとかを密かに期待していたのだが、普通の造りだった。 基本的には内湯と露天風呂。 その中で様々なバリエーションの風呂が楽しめるのだ。 ここからの景色はかなり絶景。 海が真正面で、視界を遮るものは何もない。 晴れていたらもっと綺麗だったろうと、ちょっと悔しい。 バスタオルやフェイスタオルは貸し出してくれるし、風呂上りの化粧水やら乳液やらヘアトニック、整髪料に綿棒まで無料で使える。 ホントに手ぶらで行けるわけだ。 シャンプー・リンスもそれぞれ2種類用意してあり、もちろんそれらはDHC製品。 化粧品類はキャップが閉まらないため持ち出せないようになっている。よく考えたもんだ。 これで1200円ならなかなかだと思う。 行き帰りの車内で流した音楽は、友人チョイスの80年代ソングの数々。 その中になぜか渥美二郎の『釜山港へ帰れ』が混ざっており、リゾート気分の太平洋が荒れた日本海に見えてしまった。 温泉って素晴らしい。 ビバ温泉!温泉マンセー!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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