ぷろぐれ者がゆく!

2005/05/22(日)12:42

60年代ヒット特撮番組

特撮(32)

というとウルトラシリーズやマグマ大使やら色々とカラーテレビの普及前後に百花繚乱であったが、こと再放送の多かった番組として考えると10年以上にわたって繰り返し放映された仮面の忍者・赤影がいかにもカラー放送を狙い撃ちした当時の人気番組でしたな。当時の東映は東京でキャプテンウルトラ、京都では赤影とゴールデンの子供番組に精力的でしたよね。原作は飛騨の赤影(当時伊賀の影丸をヒットさせていた横山先生に東映側で原作を依頼していた模様)だったけどスポンサーが家電メーカーでしたから、主人公達が色分けされてタイトルも変わったのよね。この赤影放送以前に番組の元になった映画があったんでしたな。番組より前に制作された東映映画「ワタリ」がそれで主人公ワタリは、赤影で青影役を演じた名子役の金子さんだったね。その後ワタリのTV化は権利の折り合いが付かず、結果この流れが赤影になっていく。赤影のBGMにワタリの劇中BGMが割と流用されたりもしている。ワタリはアメリカの映画館でもヒットし、その続編を米興行社から催促された東映は赤影の1部・2部・3部を各1本づつの映画版に編集し英語吹き替え版にしてアメリカ上映。ただし、ワタリの続編としての上映だったので英語版はタイトル曲がワタリで、金子さんの配役も青影では無くワタリということになっている。この英語版赤影は以前出ていたLD版の赤影のボーナスとして収録されていたね。赤影の第一話には今の黄門様でもある里見浩太郎がゲストで出ているし、東映の時代劇のエッセンスが凝縮されていて今見ても充分に楽しめる。で、この第一話炎がガンガン使われているが赤影の坂口さんもスタント無しで結構過激な殺陣にチャレンジしている。一時LDの廃盤で入手が難しくなった時もあったけど、今はDVDで手軽に見られるようになったなぁ。時代劇という事も手伝ってかお子さんと親子揃って見て、今でも楽しめる希有な作品でもあるね。 なんて事を書いていたら青影役の金子吉延さんのオフィシャルサイト-だいじょ~ぶ!! を発見してしまった!!!!!!!!! 赤影ファン・河童の三平ファンそして全国のどっこい大作ファン(爆)必見だね♪

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