ぷろぐれ者がゆく!

2005/08/29(月)21:15

高尾山をめぐるトンネルの問題に付いて

高尾山、都心に近い割には日本で有数の野鳥の宝庫として古くから親しまれているね。戦前から自然保護活動を行っていた野鳥の会の創始者・中西悟堂さんの超人的な活動を描いた書籍でも文人、俳人、画家等文化人らと高尾の自然を味わう様が描かれていたなぁ。実は軽井沢を始めとしたの開発による自然破壊の問題は戦前の昭和初期あたりに既にあったそうだ。 近年、高尾の自然破壊に対し問題提起がなされているが、一部の保護活動をないがしろにしかねない問題になっているのが今日のNHKニュースでも伝えられた圏央道やらのコースになっている高尾山へのトンネル問題。トンネルっつても大規模工事だけに作る時も出来た後もその及ぼす影響は甚大な物になるんだろうね。選挙に隠れがちな問題だけど、これって結構やばい。ようするに地価が高い市街地を避ける為に日本有数の天然の自然をぶっ壊してもかまわんという前時代的開発そのものじゃない? 国敗れて山河あり とは昔言ったけど 国栄えて山河無し じゃ将来の子孫が可哀相だと思わない? それもたかだか開発期間の業者がせいぜい潤うくらいの短い儲けでだよ。自然の持つ目にみえない私たちへの恵み、その貢献の大きさ。 忘れちゃいけないよね。 選挙も近いしこんなこともたまにつぶやいてみるwww 柄じゃないけどね。

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