雪の高原地帯宿
モルデンの湯 ドーミー倶楽部 安比高原泊まったのはホテル未満ペンション以上、でも10畳の和室での部屋食可という、なにやら和洋折衷コンセプトが一貫していない不思議な宿だった。それらにも一貫性はないけど、どうやら海テイストではなく大陸テイストだな。馬頭風琴とかあるからモンゴルの騎馬民族とか。あれれ、でも架かっている絵は海だな。コンセプトがわからない。 モンゴルルームとかアジアンルームとか、エスニックテイストな部屋があったり(なんかラブホじゃないんだからさ、このテの奇を衒った部屋はちょっとはずかしい)、ロビーのあちこちにアンティークっぽいアジアンな小物が飾られていた。なのに時期的なものなのか、家族連れや年配女性のグループらでにぎわっていて、若者はあまりいない。 料理はこんなの。専門店では1貫2,000円とかする前沢牛の握りが2貫! でも、ごめんよ、肉食に向いてないせいか、まぐろのトロのほうがうまい……。そして鉄板焼きにも前沢牛3切れ。あとは普通の旅館で出るような感じご飯はほかに小さな鉄鍋で炊いたタケノコの炊き込みご飯がついていて、おかずだけでも13種類ぐらいある。そんなに食べられない~とか思っていたら、3時間ばかり運転したおかげで神経つかれているはずなのに、食欲は全開。すし飯残して完食してしまったよ……。温泉は20室ならこんな規模だろうっていう内湯と露天風呂がセットになっている。男女入れ替え制。泉質が合うらしくて、お肌がとろとろすべすべになった。伊豆あたりでこの料理なら2万は取るので、やはり非常にリーズナブル。過剰なサービスがないのも、むしろ好ましい。しかし山の天気は不安定だな。30分ごとに晴れたり吹雪いたり。さむいよ。