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2007.01.26
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カテゴリ:評論・エッセイ

三浦しおんさん2冊目。
昼食時間と電車移動時間だけでなんとか読みきる。

新書館から文庫で出ていた「妄想炸裂」は面白くて昼食時間に一気読みした。その後、BLには興味のないベルばらファンの友人が持っていってしまった。

本当はBLへの萌えを熱く語っている『シュミじゃないんだ』が読みたいんだけどなー、三浦さんも直木賞受賞しちゃって、他の本も増刷されているだろうからそのうち見つかるだろう。←売れている人には容赦なく印税貢献しない主義

『桃色~』は松苗あけみの表紙がらぶりーで、恥ずかしくて新刊書店では買えないな(笑)。松苗さん、今もストーリー漫画描いているのかどうかは知らないけど、結構漫画以外のところでコラボしているっぽい。この人ももうキャリアすごいよねえ。もともとは「りぼん」なのかな? 自分がまだ学生の頃は「ぶ~け」で描いていた。その頃は内田善美さんとか、音大もの描いていた人(もう名前なんて忘れちゃったよ……)が好きだったから、エンタテインメントに徹していた松苗さんは「うんざり」しながら読んでいた記憶がある。吉野朔実といい、「ぶ~け」からは文学コラボ作家が結構出ているのに、当時から異端だったのかな。
あいかわらずのテンションの高さと乙女具合は、「さらにうんざり」なんだけど、
師匠もすでに妖怪の域に達しているから、弟子としてはまだまだはじけたい年ごろなのかもしれない。まあ、印象に残る作品は全然ないけど、画力も落ちていないし、結構痛いエッセイ漫画を堂々と披露するあたり、希有な存在ではある。

あら、表紙だけでもこんなに熱く語ってしまったわ。

この本は、ネットエッセイに連載していたもので、自分も時折読んでいるけど本格的に小説を書くようになってからは、更新が遅れたり落としたりはしょっちゅうだ。確か週1更新だったはずだが、今は月1以下かもしれない。

なんか好きなんだ、この人の文。時折入るギャグはちょっと寒い時もあるけど、波長が合うというか、A型の文章というか。萌えのおもむくまま枝葉末節に及ぶまで徹底的に語り尽くす。過剰なおしゃべりで脈絡ないようでありながら、すべてが有意義な(?)情報たりうるところとか。きっと起承転結は考えていない。でもつかみがあって落ちもある。その程度のゆる~い構成。

それと木を見て森を見ない人なのか(いや、見ているかもしれないが、このエッセイでは書かれない)、旅行に行っても何をしても、テーマは卑近な「自分たち」のことなんだ。「どこ行っても同じ」にしか見えない。これも好きだ。バクチクとオダジョーへの熱い思いはしっかり受け取ったっ!

旅先に複数の本を持っていき、旅先でも本を買うのは自分も同じ。仕事で全国渡り歩いた頃は、地方の古書店めぐりほど心安らぐ娯楽はなかった。帰り、本で荷物が増えすぎてホテルから宅急便で送ったことも1度や2度じゃないし。本への偏愛ぶりは、重なる部分が多くていとおしい。

お母さんがなかなか強烈なキャラクターなようだし、6歳違いの弟もパンチが利いていて面白い。群ようこのエッセイ読んでいた時も感じたけど、なまじエッセイで有名になると家族はいい迷惑だな。親戚筋も「いつ自分の番がくるか」と戦々恐々していそうだ。それにしてもお父さんの影が限りなく薄いな。糖尿病、大丈夫かしら。

この人、今年31歳になるのかな、自分のボーイフレンドと同い年だ。この年代は地味~な人が多いな。遊んでいない。ま、バブルなんて知らないから当然だけど。でも自分の「好き」や「萌え」に対して正直でゆるがない(笑)。凝り性で節約家。

ところで、「直木賞作家だからとりあえず読んでみるか」と軽い気持ちで手に取ってしまったおじさまたちは、こういうエッセイにもついてこられるのだろうか。「万年乙女の頭の中をのぞく」ってかなりスリリングかもしれないけど、きっと書いてある内容は半分もわからないかもしれないな。おしまい近くのタクシーの運ちゃんと「巻き貝さん」のネタで盛り上がってついでにドリフトしてもらっちゃうとこは、お腹の皮がねじれそうだった。ジョナサンでランチしながら読んでいたら、スープ吹いた。

それにしても一昔前なら「変わり者」として周囲から糾弾されたであろう「偏った傾向への本オタク」が直木賞とるんだから、時代も変わったものよのう(遠い目……)。






Last updated  2007.01.30 21:39:58
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