2007/04/08(日)10:11
終わったアニメに未練タラタラ
「幕末機関説」が終わってしまった……。
秋からのアニメで最も萌えが長続きしたアニメだった。
同じ江戸ものでも、「妖奇士」は途中で失速してしまったから、最後まで面白く見られたのは、これだけかも。
もう、BLCD以外で井上和彦さんの正統美男ヴォイスが聴けるだけでも悶絶ものだったけど、ちょっと前までは気にもしていなかった浪川くんが、かなり上手くて驚いた。
ていうか、どんどん上手くなっている声優さんの成長過程に立ち会っている感じ。
彼は子役出身で、演技はもともと上手かったけど、これまでは割りと少年と線の細い青年の役が多かったから、太めの絶叫なんて初めて聴くかも。
福山くんも若手の中では注目しているけど、彼はまだBLCDでも聴ける。でも浪川くんはBL出ないから貴重だ。最近ちょっと出すぎだけど。
最終回なんて、作画のクオリティも高くて、お話をいっぺんに収束させる構成が見事で、感動的だった。さすが老いたとはいえ高橋良輔はうまい。
出番は多かったのにほとんどセリフのなかった鳥海くんは、最後はやっぱり秋月に殺されておしまい。う~んこの二人の関係を腐女子はほうっておけないぞ~。
井上さんもフェロモンヴォイス炸裂だった。いいよ、いい。いつまでも一線でBLにも出ておくれ~!
最終回にして、またも山寺さんの坂本竜馬が聴けたし、声優陣豪華で、オカルティックなところも歴史に立脚していて子供だましなところがなくてよかったよ。これが地上波オンエアじゃないなんて、本当にもったいないことだ。
さて、昨夜はとりあえずマンガが人気らしい「ラブ・コン」と「地球へ……」を録っておいたのを寝る前に観た。前者はちょっと対象年齢低すぎてだめかも。中高生女子向けラブコメで、しかも関西弁。かんべんしてくれ~。
「地球へ……」は懐かしすぎる。マンガも映画のアニメも観ていたよ。時々「11人いる!」と混ざっちゃうけど、竹宮さんは「変奏曲」とかの音楽もの以外、それほどのめりこまなかったのに、このSFには萌えたな。さすがに30年経っていると、当時の未来設定が使えないし、絵柄も古くちゃ台無しだから、かなり細部は変わっているような気がする。でも、あの009ヘアは健在だった(笑)。
BSで始まった「精霊の守り人」はずいぶん真面目な李王朝あたりを舞台にしたファンタジー。ちょっと気になるかな。「彩雲国」も続編が始まって、また池田さんの声が聴けると思うと、土曜日の午前中はちょっと幸せかも。
ほかに4月からのアニメで見たいと思うのは今のところ数本だけかな。
さあ、これから1週間分の新番組アニメを総覧して、残すものをチェックするぞ~!