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カテゴリ:ラノベ・一般小説
だめだ。何年かぶりに五條さんを読んだら、五條瑛熱が再燃してしまった。 第一「3 Way Waltz」を読んでアナリスト=葉山だとすぐにピンとこないなんて、エディファン失格だ~。エディが言葉でいたぶって可愛がる最高の部下なのに。「3 Way Waltz」には一箇所だけエディが「タカシか」と本名を呼ぶシーンがあったのに、最初にエディを知ってからあまりに時間がたっているので、思い出せなかった。 たまらず「プラチナビーズ」と「スリーアゲーツ」を読み返したくなる。発掘開始。ない……ないよ。引越し前に読んだ本だから、もう手放してしまったかな。いや、好きな本は処分しない主義だ。段ボールの中か……。でもエディと葉山に会いた~い! というわけで、今日、2冊目買ってくる。確信犯的ダブル買い。 ところで、鉱物シリーズ(私にとっては好物シリーズだ)4部作(短編集は除く)のうち、2冊は未刊行なのね。しかももう6年も。五條瑛よ、お前もか……。 夕べ、「3 Way Waltz」を読み返していたら、エディとアナリストが東京タワーでデートする下りなんて、そこらのBLなんてメじゃないってほど妖しくて、「どどどどどうしよう」と乙女の妄想炸裂。当時はBLも腐女子という単語もなかったけど、そして私も自覚はなかったけど、高村薫も五條瑛も腐った頭と曇った眼鏡で読んでしまっていたのだな。 見た目白人の日本国籍の諜報部員と2メートル近い典型的なワスプが、東京タワーの展望室いたら、そりゃ浮きまくるだろうなあ。でも実はここからだと旧ソ連大使館が丸見えで、かつては米国大使館の人間は結構あたりをうろいろしていたものだが。そういえば米大使館とソ連大使館もわりと近いよな……。冷戦時代は飯倉の交差点によく機動隊の装甲車が止まってたなあ。 かつてエディが葉山のネクタイを結び直し「私はウインザーノットしか認めない」みたいな台詞を吐いていて、その余りの浮世離れした台詞にしばらくツボってころげまわっていた。腐女子にとってはおいしいキャラのエディは、五條さん自身のかつての上司がモデルだと、なにかのインタビューで語っていた。本当にいるのか、こんな気障なヤローが! とってもシリアスで泣ける話なのに、エディが出てくるとそこだけ浮いてツッコミ入れたくなるのは、このキャラが色ものだからなんだろうな。思わせぶりも下心もなく、こんな意味不明の腰砕けな台詞をはけるのは、水壬さんのファンタジーに出てくる攻めだけかと思っていたが、先達がちゃんといた。 「3 Way Waltz」でのエディ様のクサいセリフは「君は詩人だね」ゴロゴロゴロ~(床を転げまわる音)。 最強の女テロリスト由沙によって、エディが在日米軍情報部長であることを知る。部長だったのエディ? ブチョー! そして「横田のカサノヴァ」とか呼ばれてる。恥ずかしいぞ、エディ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.09 08:46:49
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