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2007.10.26
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カテゴリ:評論・エッセイ
今日あたりは午前様になるかと思ったが、来週以降に持ち越しだ。ハァー。
月・火の二日で全部終わるんだろうか。特集すべて再校出てないのに……。

考えたくない。しかも台風来るって言うのに、日曜は早朝からケアマネ試験会場に詰めねばならん。年に一度のこととはいえ、ああやだやだ。ブルー極まりない週末。

ランチ食べた直後に盛大にくしゃみしたら、何年かぶりに履いたバックスキンのスカートのウエストボタンが飛んだ……レザーは伸びないもんなあ……。いや、厚めのトップスをスカートの下に押し込んでいたからだよな、と自己弁護してみるが、昔はきつくなかったんだよ……。
やだやだ。絶対ジャージとかウエストにゴムの入ったパンツとか履かないぞ。
おいしいものを食べつつ、太らないようにするには……やっぱり運動か?

いつもきりっと高級そうなスーツを着てしゃんとしている70代の取締役女史が、健康のため逆立ちをしていると知る。逆立ち? そんな健康法があるのか? ……あったよ。逆ぶらさがり健康器。

それはともかく、ずっと読みたかった本がやっと読めた。
生前、会いたくて会いたくて、インタビューの申し込みまでしていたのに、メールでお返事までもらっていたのに、突然亡くなられて、しばらくショックで彼女の本が読めなかった。
軽妙なエッセイが多い米原さんの著作のなかでも、異色の一冊。連載時に断片的に読んでいたが、こういう視点で自叙伝を書くことができるんだと、すごく新鮮だった。


『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』米原万里

ナショナリズムってなんだろうな。
平和な日本に生まれて良かったって胸をなでおろしているだけで、本当にいいんだろうか。
そんな日本にひどい目に遭ったことを忘れてない、許せない民族はアジアにたくさんいる。

10~14歳という多感な時期をプラハ=ソビエト学校で過ごした米原さん。
そこは、私なんかは「東欧」「コメコン諸国」「ソビエトの属国」でひとくくりにしてしまう、中欧以東の小国から集まった、親が共産党員の子弟たちがロシア語で教育を受ける場所。
世界中から、国の歴史を背負った子どもたちがやってくる。 

東欧世界の確立、ソビエトの脅威、民主化運動、社会主義イデオロギーの崩壊、国の解体ー再編。わずか半世紀足らずでこれだけの激動の中を生きてきた民族がいる。
「国」「民族」「宗教」「イデオロギー」がみんな違う。すさまじい。

3本収められている、学友たちの消息を尋ねる旅は、最後の「白い都のヤスミンカ」でクライマックスを迎える。淡々と読み進めていったのに、いつもの米原節で、いたるところにウィットとユーモアがちりばめられているのに、最後に不覚にも落涙してしまった。

ヨーロッパには何度も行っているくせに、中欧と東欧の明確な区別が付かない自分。ハンガリーやルーマニアは東欧ではなく中欧なんだな。崩壊後の東欧なんて、国名すら定かでない自分を恥じる。勉強しよう! 家にはまだソビエト時代の地図しかない。まず地図買ってこなくちゃ。バルカン半島史を勉強しよう。

ヤスミンカを探すためにユーゴスラビアに降り立った時点からの、米原さんと接触した人々 の民族と国籍と宗教の多さにめまいがした。
たとえばユーゴスラビアの通訳氏……クロアチア×セルビアとセルビア×マケドニアの両親の子

ああ、バルカン半島は、ハプスブルグとオスマントルコが取り合ったのか。カソリックとムスリム……絶対相容れないだろう。十字軍以来の伝統だ。
スロベニア、クロアチア、セルビア、マケドニア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ……皆民族が違う。宗教も違う。かつては「国」という名でくくられた朋友だったのに。

ヤスミンカのご主人があまりに長身なので、驚いた米原さん。
「2メートルはありますか?」
「いや、そんなには。せいぜい1メートル98センチ」って、あんた……。
ユーゴのなかでもモンテネグロ人はもっとも長身な民族だそうである。
しかもこのご主人、自分は家族の男のなかでいちばんチビだった。
「ボク以外はみんな2メートル以上でしたから」
おい、バレーボールとバスケットのスカウトマンたちよ! モンテネグロ人をねらえ!






Last updated  2007.10.26 23:37:28
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