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テーマ:今日のピアノ♪(713)
カテゴリ:ピアノ
昨夜、シフを聴いた勢いで、午前中たっぷり練習して、いざレッスンへ。
ところがここ半月以上、スケルツォばかり弾いていたので、バッハがおざなりに。 平均律はプレリュードだけもっていった。 シンプルかつ予定調和で明快な11番、こういう目をつぶっていても弾ける曲は楽しい。 なんの指示記号もないヘンレ版なので、あとはどこに山をもってくるかとか、曲をまとめる作業でおわり。1回で上がったので、次回はフーガだけだな。 ブラームスのインテルメッツォ118-2もあがった。自分なりの表現ができたし、「大人の曲ねえ」と先生もご満悦。2回弾かせてくれた。やっぱりこういう、テクニック的には難しくなくても、構造が面倒くさくて表現の仕方に妙を見出せるような曲は好みだ。でも、教える側にとってみれば、教え甲斐がないというか、「こうしなさい」といえない曲なので、先生も「私だったらここはこうする」と、選択肢の多彩さを示してくれるだけだった。 やっぱり3つの間奏曲も弾きたいなあ。先生いやがるかもしれないけど(笑)。 さて、スケルツォである。 不思議なことに、そして極めて珍しいことに、家で練習していた時より弾けた。なんつうか先生のところのスタインウェイだと、アルペジオが引っかからずにさら~ときれいに弾ける! ミラクル! いっぱいダメ出し食らうだろうと覚悟していったら、表現云々以前に、アナリーゼから始まった。やっぱりね……。昔習った杵柄よろしく、指が覚えている通りに鍵盤なぞだっただけだもんねえ。 「4分の3拍子だけど、4拍子の曲なのよ」 「はい、わかります」 と、お約束どおり4拍子で譜読しながら、歌う歌う。延々歌う。 お前は小学生かっ! バッハだと先へ進む推進力を得るために必要な調性感が、ショパンだとどんどんテンポが速くなって指がすべる原因になるのはなぜだ。もうつるつるだ。 指が届かないから必然的に左手首が旋回せざるを得ないアルペジオのところでは、先生に肩をたたいてもらいながらテンポを意識しないと、限りなく速くなる……。 でもって、ここでコルトー版に衝撃の事実が! 「粘った感じになる横への手のローリングは避ける」 無理ですから! 全然届きませんから! なんかアルペジオでは指が滑るし(笑)、自分的には割と弾けたと思っていたけど、曲つくる以前の段階だったようだ。次もがんばる。そしてフーガもやれよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.04.19 19:27:00
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