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2011.04.13
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カテゴリ:BL小説
 

評判がいいと知りつつも、レーターさんが苦手なタイプなので、どうしても読めなかった交渉人シリーズ。

日本で交渉人の看板立てて独立している人がいるのは想像しにくいけど、要は昔は近所づきあいの中での些細な揉め事なんかを、ご隠居さんとかご意見番とか、今なら民生委員なんかが無償で介入していたことを、もっと幅広い問題を有償で解決する人、という理解でいいのかな。
芽吹のように法律のプロだったら最強だけど、かけひきに長けた人なら、司法書士や行政書士、場合によっては社会福祉士や社会保険労務士なんかでもいいかも。要は実用的な国家資格をひとつもっていたら、得意分野に特化すれば開業できそうだ。あと必要なのは人脈の広さか。まあ、芽吹の経歴は最強だけど、なんつうか野に下った人というか、最先端医療の現場にいたドクターが、それでも救えぬ命に絶望して在宅診療医になっちゃうようなもんか?

あーでも、このシリーズは複数の人にオススメされていただけあったわ。面白い。
といってもまだ2冊しか読んでないけど、最近の作品はどうもピンとこない榎田さんだが、もしかしたらこのシリーズだけが妙にノリがいいのか、この頃がピークだったのか(シリーズ最新作は最近だと思うけど)、本来のソツのない、時にあざといほど泣かせる話もうまかったけど、こういう、大人の腐女子(要はちょっとトシのいった?)に受けそうなベタなノリのコメディもうまい。

先は読めるし、ストーリーも複雑じゃないけど、とりあえずヤクザものは苦手だけどコメディになっているのは好きなんだな>自分。水壬さんの「最凶の恋人」も面白かったから、こういうズレまくった、本来なら水と油の立場にいるカップルというのは、組み合わせると面白いのね。

さて、妙に日なた臭いというかオヴァ臭がするのは、スタイリッシュとかオシャレとかかっこいい要素が一切ないからか。なにせ中心となる場所は両国~錦糸町。なんてこった自分の地元じゃないか(笑)。
相撲部屋も近くに複数あるし、ちゃんこ屋もやたら多いし、年に何度かは錦糸町でショッピングもするわ(笑)。一度、コリアン街にサムゲタン食べにいったら、ロシア系のコールガールがいっぱい立っててカッコよかったわ。で、ネゴオフィスのある住所はうちから1分だわ。どうやら作者のご母堂の実家があったらしいが、ちょっと地理的表現に疑問が残る箇所があったが(京葉道路を清澄白河方面へ~とか。うーん微妙。京葉道路から清澄通りへ、とは言うけど。あと、周防組の事務所がどこか表記がなかったと思うけど、菊川へ向かうのに「西へ車を走らせる」というのがちょっと馴染まなかったかな。それとも周防組は錦糸町より東にあるのかしら。

まあ、こんな瑣末なことは地元の人間じゃない限りどうでもいいことだ。
脇が個性的だし、キャラクタ設計がよくできているから、どいつもこいつもいかにも「こいつならこういう話し方するだろう」って口調なのがさすが。会話もテンポもいいし、太鼓もちな舎弟やら完璧な執事風のボディガードやら無口なロシア系とか漬物ばあさんとか。レギュラーメンバーは誰も彼も個性的で印象に残る。

ストーリーはそれほど複雑じゃないし、トリックもないけど、話のオチはおもしろい。なんか国産ドラマってほとんど見ないんだけど「相棒」とかが人気あるのと共通する要素があるのかも。個性的キャラと立場違いな協力者と知恵者をひょうひょうと手玉に取る主人公とか。BLで不用意に若い女子をキャラに投入すると失敗するケースが多いけど、数少ない協力者が風俗嬢だったりするのはBLファン的にはOKなのね(笑)。

さて、このシリーズについてはあとでgdさんと語り合う予定。
あ、そうだ。コメディだったのでそう思うと、レーターさんがちゃんと合わせてマンガチックに描いているので、全然平気だった。なんだ。もっと早く読めばよかった。





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Last updated  2011.04.13 23:39:13
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