1464930 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

日々是徒然

日々是徒然

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

思緒里

思緒里

Recent Posts

Calendar

Category

Comments

aki@ Re:生きてます(11/23) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
ヌテラ親父@ Re:ロシェチョコ≒ヌテラの謎(02/28) 10年以上前の記事にコメントするのもナニ…
ぱるるもん@ Re:『プライド(12)』一条ゆかり(02/20) 漫画はお嬢様と貧民育ちの対決構図だと思…
グリーン@ Re:『プライド(12)』一条ゆかり(02/20)  本当に最悪な結末。萌の留学が面白かっ…
とうりすがり@ Re:ダウナ(11/23) >楽天なんかで見ると、かさ高180以上のポ…
ダウナ@ Re:長い長い羽毛布団の話(11/23) ダウナはやはり特別ですね。 布団側も特殊…
ダウン@ Re:長い長い羽毛布団の話(11/23) ダウナはやはり特別良いと思いますよ。 側…
思緒里@ Re[1]:総決算(12/27) gooddesignさん わああご無沙汰です! も…
gooddesign@ Re:総決算(12/27) あけましておめでとうございます&お久し…
マイコ3703@ コメント失礼します(* >ω<) 最近読んだブログで1番気にかかってしま…

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

Keyword Search

▼キーワード検索

Headline News

2011.05.03
XML
カテゴリ:少女マンガ系


おおお~伊藤理佐さんの上をいく、女一人一戸建て計画!しかも和の経験値が限りなく低いのに数奇屋造り!大丈夫なのかヤマシタさん!いやあ面白かった。まるで日本文化に憧れるガイジンのような若手建築家との出会いがなければこんなことにはならなかったはずだし、本名からこれまでの居住遍歴から資産まで、洗いざらい作品のネタに使って、いろいろ吹っ切れたというか、怖いものがなくなったというか、ここまでくると人間、強いよな~といろいろ感慨深いわ。

まあね独身漫画家女子がマンションでも建売でもなく、土地から買って自分好みの一戸建てを建てる話を漫画のネタそのものにするのは、すでに伊藤さんがやっているわけだから、それ以上のミラクルだったりビッグだったりびっくりだったりしなけりゃ、ベテラン漫画家としてどうよと思われるのは目に見えているから、これぐらいはやらなくちゃとは思うんだが、よりにもよって数奇屋造りって、いったい幾らかかるんだろう。

1巻では世田谷?とか鎌倉?あたりにいずれも100坪以上の土地を購入する計画を立てる話がメインだったが、金額こそ明らかにしていないけど、優に9桁の半分はいくよね?そこに小さくても贅の限りを尽くして質素に見える数奇屋をつくる、と。ある意味、こんな贅沢はないわな。なんつうか乗らない船を買うとか、無人島を買うとかいう感覚に近いように思える。若い研究者の格好の研究材料というか、体のいいパトロンみたいだよ山下さん。

私の理解も間違っているとは思うが、お茶を習っていた時分、私のお茶の先生が庭に数奇屋造りの茶室を作ったのだが、注文住宅が1000万で建てられる時代に、3000万かかったといっていた。30年くらい前の話。大きさはもちろん4畳半の茶室に水屋だけである。
屋根(の材料)に1000万とか、建具に1000万とか、庭に500万とか、普通の高級注文住宅(総檜とか書院造りとか)とも全然異なる常識と金銭感覚によって支配されている世界だと思った。それが数奇屋。

なのでヤマシタさん、どこまで本気なんかな~借金してまでつくろうとしているんだから、いろいろ勉強はしているはずだが、所詮茶の湯の世界の習いだからね、茶杓1本ン千万とか平気で買っちゃう人たちの侘びサビ(私は6年習ったが、最後までただのマネで終わったよ。許状が増えれば増えるほど、壮大にお金のかかる貧乏ごっこにしか思えなかった)が最終的に数奇屋の茶室に行き着くんだと思っていたけど、違うようだ。

豊かすぎる生活へのアンチテーゼで、この時代にスキマだらけの紙と木の家と造るのは、ある意味最高の贅沢だろう。なんつうかスピード命の現代において、あえて豪華客船で旅をするような感じ。

そして紙と木の家なら薪ストーブも暖炉も付けられるし、究極、ローソクと行灯で暮らして、風呂も薪で沸かすようなエコ生活だって可能かもしれない。精神の栄養のために大枚はたいてあえて不便な生活を選択するというのは、やっぱり夢と妄想の世界の住人ならではで、うらやましくさえある。

とりあえず面白すぎて目が話せない。頑張れヤマシタさん! しかし、ずっと椅子とテーブルの生活だった人が、50歳近くになってから正座の生活するのはいかがなものか。胸郭を開いて座る姿勢に慣れていないから、膝とか腰とかにダメージくるぞ。それとも1日数時間だけの数奇屋ごっこなのかな。

・・・ふうう~やっとブログ復帰できた。なんか遠い世界で現実離れしたことにのめりこんでいたので、パソコンを触ることすら忘れていた。まあ、それでもマンガは読んでいたのだが。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.05.03 22:50:55
コメント(0) | コメントを書く
[少女マンガ系] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.