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2011.11.28
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カテゴリ:BL小説


完全に専業作家さんになったのか、すごい頻度で作品が発行されている。
高くなっている。お願いだから質は落とさないで~。

今回は二人ともがっつりリーマンものだったけど、商社の砂糖部門というマニアックな部署に所属しているのが気に入った(笑)。10歳くらい年の離れた二人(商社マン×大学生)が北海道で偶然の出会いをして、その日のうちになぜか商社マンが若いもんに手を出して、そのまま別れるという出会いをして10年。

その間、商社マンは長いこと海外勤務で日本を離れていて、浦島太郎になって本社復帰したら、部下にあの時の大学生がいた、という設定。すごい偶然と思いきや、運命の出会いと感じた大学生はその後、わずかな手がかりから一期一会の商社マンの会社を突き止めて入社し、最初全然別の部署に配属されたけど、わざわざ異動を申請し、一夜を共にした(あれ?ショートだったかも)男性の帰りを待つという、なんか貞淑な妻のような慎ましやかさ(笑)。ところがなぜかこの受くん、究極のツンデレで好きなくせにつれないの。

いやなかなか面白かったわ。今やベンチャー企業のお偉いさんとなった脇の攻の元同僚とか、スヴァールバル(ここが植物版ノアの方舟のあるとこだった)の話とか、紋別空港とか流氷ツアーとかの過疎化した極北の観光地とかの設定がどれも魅力的。

時間が10年単位で前後するんだけど、最初の転換が実にうまくてうならされる。ところが、こっちの注意力が欠けていたせいかもしれないけど、後半の攻の回顧シーンから現在に戻るところのつなぎで「あれ?」と混乱するところがあって、たぶん基本的に10数年前と攻の思いは変わっていないからつながって見えちゃったのかも。

一見冷めてる受が、以前の部署の取引先が不渡り出しそうになっているのを救おうと東奔西走するところとか、それを救う神がいるところとかは、現実というより奇跡的な美談だけど、要は決裁権と資金力の問題なんだろうなあ。ベンチャーだったら日常茶飯な出来事かもしれない。代替エネルギーのこともよく調べてあって、些細なエピソードの小道具にするにはもったいないわ。

イラストはどうにもオッサン描くのに慣れていないのか、こなれていなくてつらかった。でも久しぶりに一穂さんで堪能したわ。そしたらもう次の新刊が出ていた(笑)。





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Last updated  2011.11.28 21:01:05
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