1261718 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

日々是徒然

PR

X

Profile


思緒里

Recent Posts

Calendar

Category

Comments

ぱるるもん@ Re:『プライド(12)』一条ゆかり(02/20) 漫画はお嬢様と貧民育ちの対決構図だと思…
グリーン@ Re:『プライド(12)』一条ゆかり(02/20)  本当に最悪な結末。萌の留学が面白かっ…
とうりすがり@ Re:ダウナ(11/23) >楽天なんかで見ると、かさ高180以上のポ…
ダウナ@ Re:長い長い羽毛布団の話(11/23) ダウナはやはり特別ですね。 布団側も特殊…
ダウン@ Re:長い長い羽毛布団の話(11/23) ダウナはやはり特別良いと思いますよ。 側…
思緒里@ Re[1]:総決算(12/27) gooddesignさん わああご無沙汰です! も…
gooddesign@ Re:総決算(12/27) あけましておめでとうございます&お久し…
マイコ3703@ コメント失礼します(* >ω<) 最近読んだブログで1番気にかかってしま…
leesan@ Re:不安な毎日(11/23) しおりさん 大変ご無沙汰しております。 …
しをり@ Re[1]:最後のお勤め…になればいいなあ(02/16) takaさん コメントありがとうございます。…

Archives

2021.03
2021.02
2021.01
2020.12
2020.11
2020.10
2020.09
2020.08
2020.07
2020.06

Keyword Search

▼キーワード検索

Headline News

2012.01.22
XML
テーマ:徒然日記(18851)
カテゴリ:いろいろ
読みかけの一穂ミチさんのBLがおもしろい。BLとしてでなく、二人の主人公の仕事が。もう最近はラブはどうでもいいので、いかに基本設定が「ウソでもリアルっぽい」ことにしか反応しないわ(笑)。 
 

ちょうど、『イブの7人の娘たち』(「イブの息子たち」じゃありませんことよ)を読み返していたところだったし、NHKで「遺伝子」も「三倍体」という単語も使わずに、回る寿司屋でみんなだまされて食べてる「サーモン」の正体が遺伝子操作された三倍体のニジマスであることをバラしていた(笑)。なんだか偶然にも全部遺伝子つながりで、理系脳じゃないんだけど、私やっぱり遺伝子の話とか好きだわ(笑)。ワトソン&クリックの話が、子供のころの図書館に偉人伝のシリーズとしてあれば、もっと数学勉強して理系に行けたかもしれないのに。残念だわ。今はあるのかな。朝日の週刊偉人伝ではジョブスやマイコー・ジャクソンまでラインナップに入っていて吹いた。「偉人」って、「アンティーク」と同じで100年くらい経って評価が定まってから認定するとかって定義はないわけ?

寿司屋のサーモンの話は、鮮魚業界の人間とか科学部記者ならだれでも知ってることだけどさ、一般の人たちは寄生虫が多いから天然鮭は生食用にできないって知らないんだろうか。日本では長らく生で食べられる鮭は凍らせたルイベだけで、ノルウェーあたりから輸入したサーモンが普及して、生で食べるおいしさを知ったんだけど、そもそもノルウェーサーモンは稚魚の段階で寄生虫ができないよう厳重に管理して育てている。餌に抗生物質を使っているかどうかはしらない。

まあ、どんなふうに作られているかはどうでもよくて、養殖物で十分おいしいから満足なんだよね、きっと。それがサケでもマスでも、遺伝子操作のたまものでもさ。
それにしても、海を知らず、淘汰もされず、人工的に調整された配合飼料で育った魚を「おいしい」といってふつうに食べるようになると、もはや家畜の世界と同じだなあ。ありがたさがなくなる。育てている人ごめんなさい。

回る寿司屋のサーモンの正体を正しく「人の手によって故意に巨大化された、子孫を残すことを封じられたニジマス」と書いたら、売れなくなるだろうしさ。ただ、人間の都合で作られた生き物というところが、一穂さんの作品に印象的に登場した、天蚕(蚕蛾)と同じだったので、なんだかしんみりしちゃったよ。

さて、この『窓の灯りとおく』って、似たようなタイトルのが前にあったけど、登場人物はかぶっているのかな? 読んでいるはずなのに、さっぱり思い出せない。
なかなかエピソードの設定が凝っていて、好きな人を救おうとでっちあげのサイトを作って遺伝子レベルでだますところは倫理的にどうかと思うけど、どっちもあんまり普通じゃない職業でおもしろかった。さらに関係のない、養蚕まで出てくるし。よく調べているなあ一穂さん。蚕が変態を繰り返して眉をつくり、やがて羽ばたいて(飛ばないけど)行くように、主人公の頑なな精神構造がやーらかく進化していく話なんだろう。まだ半分残っているけど。
ペンフィールドのホムンクルスとかSNPなんて単語をBLで目にしたのは初めてかもしれないし(ああいうのは医療分野だけのものにしないで、一般に広げるといいのにね。おもしろいから)、天蚕飼育の過程で使われる専門用語も初めて目にするものがあった。

天蚕を、最初は人間の用途によってのみ改良された家畜として扱っていたちょっと変わり者の受が、恋を意識するうちに一般的な感情で蛾の一生を考えてみたりすることころがすごくいい。「自分はこうだから」とかたくなに生きていた冷たく固まっていた人生が、ちょっとしたきっかけ(痴漢目撃)と出会い(かなりおせっかいでなつきたがりの攻)で、どんどん溶解していくところが。そして遺伝子レベルで逃れられない、飲酒・暴力癖のある父によって虐待されていた自分が、やがて父に似てくるのではないかと恐れている人間を、こうも「ちがうよ」と真っ向から否定しているストーリーも珍しいと思う。コトはそんなに単純ではないんだが、人はそういう縛りが必要なこともある。



そうそう、昨日見たDVD「愛する人」も、どうしようもなく遺伝子同士が引き合う話で、すごくいい映画だった。産んだその日に養子に出した娘を、37年間忘れたことのなかった母親が、会いたいと行動を起こした時には娘は産褥でなくなっていた。そしてその遺伝子を受け継いだ孫と出会うという話。ずっと独身で老母を介護してきた母親役にアネット・ベニング、実母を知らずに自立して弁護士となった娘にナオミ・ワッツ。ほかに、子供ができず養子を望む黒人の夫婦が登場し、この3組のストーリーを並行して描きつつ、最後で糸がつながっていくように絡み合う。後半、ずっと泣かされっぱなしで、地味なくせにやるじゃんハリウッドと思ったら、スペインとの合作だった。やっぱりね。
そして監督さんは、女性の人生を説明的に淡々と描くのが得意な人だった。もう一回観たいな。泣くけど。

テレビネタをもう一つ。共感覚を持つ人も、最近ではもはや「変な人」ではなく、ちゃんと研究されていて、音で色が見える人、文字に色が見える人を紹介したドキュメンタリーもあったな。かくいう私は、「人の声」で色が見えるときがある。そんなにはっきりではないけどね。グレーとブルーは割とはっきりわかるかな。

子供のころには多くの人に備わっていたであろう、そうした繊細な感覚が、本人がそれに気づく前に成長とともに失われてしまうのは残念だと思うのよ。でも「みんなと同じ」でないと、世の中生きにくいもんねえ。

いつだったか、日曜の午前中にくだらないバラエティーをぼんやりみていたら、まったく漢字を構造としてとらえられないアイドルちゃんが、いかに自分が勉強ができなかったかをニコニコしながら披瀝していた。あれは失読症だよね。こういう障碍を売りにしてアイドルにしてしまうところに、なんだかこの業界のいやらしさを感じてしまう。見ていて気の毒だからもう見ないけど。同様に、BLでも小説でも、思考能力が劣る登場人物が出てくるのは苦手だ。自分がバカだからか。







Last updated  2012.01.22 21:36:00
コメント(0) | コメントを書く
[いろいろ] カテゴリの最新記事



Copyright (c) 1997-2021 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.