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2016.05.21
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テーマ:徒然日記(18491)
カテゴリ:音楽全般
つべで観たジョンロードトリビュート、ロイヤルアルバートホール、オケ付きというのはイレギュラーかと思ったら、パープルはすでにモントルージャズフェスでオケをバックに何度もコンサートをやっていた。そういう時代なのか・・・。Gaoで11年のものをフル公開していた。ジョン・ロードは亡くなっているし、オリメンでいないのはブラックモアか・・・。でもイアン・ギランがこんな顔だっていうのを拝めてよかったわ。当時はもさいカーリーヘアに隠れて顔がわからなかった。イアン・ペイスは今のほうがかっこいいなあ。あ、会場は野外じゃないくてオペラハウスっぽい。

ハードロックバンドがオケと共演って、60年代後半になるとムーディブルースとかがやってたな。イエスも2ndアルバムでオケつかっているし。でも真正面からライブでやろうとしたのはリックの地底探検やアーサー王かたりからなんだろうなあ。なんだか感慨深い。客席は老若入り混じっているな。
パープルくらい大御所になるとハードロックでもロック・クラシック枠であり、クラシックの演奏家たちもティーンの頃に聞いていたかもしれないロックに歩み寄ってバックを務める時代になったんだな。もともとロックはリズム隊の正確なリズムがあってこそのグルーヴ感なんだろうし、オケも指揮者がしっかりテンポを守っていれば、合わせること自体はそう難しくない。
ただ私の中では、冷静に演奏しないといけないアンサンブル(オーケストラ)と、アドレナリンだしまくりのロックの高揚感とは相いれないものだと思っていたんだけど、みてるとストリングものりのりでグルーヴしながら弾いている。あんな動いたら音程狂いそうだけど、そこはそれ、電気楽器の巨大PAにまぎれて少々の不安定さは見逃されそうだ。

途中でドン・エイリーのソロがあって、真面目にラフマニノフの2番コンチェルトやっていて吹いた。オケバックだからやりたかったんだろうなー。デジピで弾くチャらいラフマニノフだけど立ったままではなかなか弾けないよな。つづいてジャズのブギウギっぽいフレーズ速弾き。こっちおのほうがオーディエンスの反応がいい!そしていきなりトルコ行進曲。オケもついてくるぜ!ラストはチャイコンのフィナーレ。
うーん。前にもエイリーのソロを聞いた時、楽器配置もリックそっくりで、正統クラシックのフレーズをちりばめる人だったので驚いたけど、パープルでもこれやるんだ。・・・と生ぬるい気持ちに。音大卒だから腕はいいんだろうけど、ソロアーティストとして目立った曲がないと、結局自分のテクはこういう形(クラシック)でしか表現できないのかと思った。リックのほうが何倍もいいわ。でも、先日見たRAHでのジョン・ロードトリビュートでは見事な采配ぶりで、プロデュースもできる人なんだと思う。せっかくギター連中がラウンドアバウト仕掛けてくれたのに、乗らないリックはどうかと思ったよ。
そしてエイリー、中背中肉っぽいけどやっぱりお腹はぽっこりさんだった。

そして一人若手(といっても54年生まれ)のリードギター、スティーヴ・モーズ。音大でジャズも学んだアメリカ人。やっぱりそういうことになるんだね。助っ人的には=優秀アメリカ人。正式メンバーではないもののソロパートもあり、ちょっとラビンやビリシャーみたいな立ち位置かな。
なんかソロを聞くとプログレっぽいな。バッハっぽいバロック単旋律フレーズを延々弾いていた入りしてちょっとびっくりした。でも濁らずきれい。エレキでやるとはハウもびっくりかもね。こういうところを聞くとパープルがプログレだというのもわかる気がする。

70年代には年寄りのロッカーはいなかった。当たり前だ。そしてカリスマミュージシャンは早々にこの世からおさらばしているものだった。シド・バレットしかり、ブライアン・ジョーンズしかり。もちろんジミヘンもジャニスも。プレスリーは入れてやんないw。
だからロッカーなんて、どうせ酒やドラッグでろくな死に方してないんだろうなーとか思っていたら、イエスは現役で35周年ツアーとかやっていた。それすら12年前だと知ってのけぞった。リックの爺ぶりはつべで観ていたので知っていたから、むしろ35周年の頃はかっこいいとさえ思えた。しかし、スティーヴ・ハウとクリス・スクワイアの変貌ぶりはどうだ?
往年のロッカーが60歳を過ぎても現役を続けることがどういうことか。しかもだるい演奏は許されないプログレで。
ファンは今のイエスのつまらなさにはとっくに気づいているけれど、でも見捨てられないんだろうな。わかるよ。






Last updated  2016.05.21 22:52:14
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