This is your life
昨日みたThis is your life、データベースを見ると放映日は1998年12月らしい。この年の夏に大病しているので、あのすっきりスリムないでたちは病み上がりでまだ体重が戻っていないときだったのかも。番組自体は1969-2003年まで続いた長寿番組。日本だと人に歴史ありみたいな、なんだっけ日曜の午前中に日テレでやってるやつ。ほとんど見たことないけど。登場したリックはスーツの中で体が泳いでいるほどスリムで、仕立てのいいスーツがよく似合ってエグゼクティブみたいでかっこよかった。痩せてると顔と同じぐらい手が大きいのがわかって、顎に手を当てるしぐさがサマになる。手と指フェチなので目が離せない。2冊目のGrumpyに掲載されている写真の何枚か(いちばんスリムだった頃とか、 腹が邪魔しないからボールが見える!とキャプションのあったスイングショットの写真とか)の頃だと思うんだけど。192センチで体重70キロ切ってた頃かもね。あの番組、とにかく登場するゲストが多すぎて、あんなに出て来てほとんどしゃべらなくていいわけ?なんて無駄に贅沢な番組なんだ。芸能界の友達やらストローブスの4人(デイヴ・カズンズとか何十年かぶりに観た)、イングリッシュロックアンサンブルのメンバー、ご近所さん やゴルフ仲間まで20人くらい登場していたけど、ほとんどの場合、司会進行役の男性がリックとの関係を紹介するだけ。登場するとリックが出迎えて「わざわざありがとう」とか言って、たまに司会者がゲストに短い質問をするけど、なんかすごくもったいない。30分番組っぽいけど、2時間くらいに引き延ばせると思う。家族も子供たちはアマンダ以外全員登場してたけど、別に父についてなにかを語るわけでもない(アダムがちょっと話してたな。あとジェンマが生まれた時の話になって「や~め~て~」みたいない。ジェンマは母の遺伝子受け継いではっきり美人だな)。ニナ・カーターは結構地味なスーツ姿で、いい母親を演じていたのかも。最近のほうが何倍もケバい。リックとは2歳違いで、173センチでヒール履いてもまだリックよりは小さい。大体、次々登場するゲストでリックより大きい人がいなかった。子供たち3人がほぼ同じくらい。遺伝子おそるべし。当時20歳くらいのベンジャミンを写真以外で観るには初めてかもしれない。 86年生まれのオスカーはまだ12歳で小さくてかわいかった。オスカーが必死にリックに抱きついていたのが印象的で、あれれニナとの子なのに、当時既に別居していた?とか思った。 ああ仮面夫婦・・・。■あと一人でヘンリーに並ぶ前後関係を調べるためにRWCCのクロニクルにざっと目を通してみた。Wikiと異なる記載もあるし、なんか本当に知りたいことが抜けていたり、イエスについては勝手に契約されていたとか契約関係でのもめごとなどが結構厳しい表現で載っていて驚いた。なんつうか全然整理されていないし理路整然としていないバイオグラフィーで、あんまり参考にならないな。とりあえず都合の悪いことは書いてないし(当たり前だ)、ネガティブな事実も、事実として述べているだけで相手を責めているような感じではないな。1998年は、時間軸は示されていないけど、やっぱり8月に集中治療室入院となった後にテレビ出演という感じだな。そしてリックが痩せたのは病院の飯がまずいからだった。(103キロ→83キロ)本では70→108だったけどな。もしかして70キロというのは、入院前のことかもね。それで20キロも落ちるなんて、私も入院したいw。それより、リックの5人の妻たち(ヘンリー八世まであと1人!)。ロザリンとニナとの生活が長かったのはわかった。書類上はロザリンが10年、ニナが20年。でも実際には離婚に時間がかかっているので、夫婦でいたのはもっと短い。ちょっと整理。1)ロザリン 69年、つまりリック20歳の時に付き合い始めて70年に結婚。イエスメンはアラン以外、本当に結婚が速い。でも77年ころにはリックは家を出て別居状態。80年に離婚成立。2人の息子はロザリンが引き取っていて、長男オリヴァーが「僕がピアノの練習を始めると母はいやがった」と語っていて、未練なのか恨みなのかわからないけど、円満離婚ではなかったようだ。2)ダニエラ 1977年頃、つまりリックがロザリンの元を離れて、スイスで生活を始めたころに付き合いはじめて、78年にベンジャミン誕生とある。80年誕生としているデータベースもあって、混乱する。78年だったら、まだロズとの離婚が成立していない。そしてダニエラとは80年に結婚したものの、1年もたたずに破局している。スイス人だったからね、リックの性格を理解するのは難しかったろう。ベンジャミンがどこで誰の手によって育てられたのか気になる。3)ニナ・カーター 81年ころから付き合い始め、83年にジェンマ誕生。正式な結婚は84年。86年オスカー誕生。 彼女自身がゴシップの世界にいて追っかけまわされる人だったので、なんというか過剰に華やかな夫婦だったようだ。チャリティーとか信仰とかゴ ルフとか、みんなニナとの結婚中に始めている。テレビ界進出も彼女の進言だったのかもね。98年にはThis is your lifeに家族で登場。円満ぶりをアピールしていたけど、ニナとは2000年以前から関係が悪化していた。正式離婚は2004年だが、最後の数年は口も聞かず、メールとFAXだけという冷えた関係だったようだ。ダニエラとの子ベンジャミンと、ニナの長女のジェンマは、付き合っている頃に妊娠・出産し、その後落とし前つけて結婚している。本能に従った行動は速いが法的な手続きは面倒くさいっぽいな。そして鍵盤の魔術師だけあってとりあえず手が速い。4-1)デニース 事実婚だったガールフレンド。彼女はファッション界で活躍するお針子で、リックの最初のマントをリフォームしたりしていて、70年代からの付き合いだったらしい。でも付き合っていた期間が問題。Denise Gandrup was dating Rick Wakeman. They started dating in 1985 and split up in 1987 after dating for 2 years. They had 1 child, Manda, their daughter, is 29 years old.って、完全にニナと結婚した直後じゃないか! そしてアマンダは86年生まれ。ニナとの間の息子、オスカーと同い年。なにやってんだリック! これは完全に浮気認定。この人は妻認定していないんだな。RWCCのバイオでは、2004年ころのワールドツアーのところに、娘のアマンダはアメリカに住んでいる、とある。早くから向こうで教育を受けていたと考えるのが順当かな。4-2)Yesspeakに出ていた、2003-2004年のワールドツアーに同行していた女性は、ウェルチによるとイタリア人アーティストのアリーナ・ベンチーニ。この頃リックは左薬指に指輪をしていない。彼は若いころから結婚指輪はちゃんとつけてる人だったから、していないのを見るのは初めてかも。5)レイチェル・カウフマン 出会いは2009年とある。つまりフルサークルツアーと35周年ツアーの時点ではまだ出会っていない。 今年43歳だから、頑張れば子どもを作れるかもしれないけど、残念ながらリックが手術済だ。いくらなんでもこの年で子供をもうけたらやばいと思っているんだろう。さすがに結婚はもういいとニナと分かれた時点で何度も公言していたけど、結局女性の側がほうっておかないのかもしれない。70年代からのつきあいの会計士(彼の本に何度も登場する)が今も現役だとは思わないけど、リックには優秀な会計士がついていて、妻たちへの配分や養育費などは彼任せと言う気がする。もちろん優先順位は上位にあるから、残りをリックが使う。会計士はリックのその年の収入予測から必要経費を按分しいるのだろう。破産のときだって「破産しといたほうがいい」という感じじゃなかったのかな。だって生活レベルはそんなに落ちていな気がする。そして65歳から受け取っている年金なんてきっと家の維持費ぐらいにしかならなくて、若い妻との快適な生活を維持するためにも、今年も全英を回るツアーをやるらしい。子どもたちが成人してお金がかからなくなったのだけはよかった。なにしろ、別れてもWakeman姓を名乗らせていたということは、認定&面倒みてたということにほかならない。オリヴァーが、銀行で働きながら学費を払ったとか書いていたから、成人後の資金援助はなさそうだが。これだけ道徳的に問題があっても、テレビで愛されるリック。女性が放っておかないリック。なんか彼といると楽しそうだと私も思うわ。ただ生きていくのにプロを使い倒すからランニングコストが膨大にかかるw。とりあえず働き者&働かなくちゃならないリックに乾杯!ARBにはハウとアランも呼んでほしいな。イエスのクラシックナンバーならハウをたて てラビンはバックに徹するからさ。最後の全盛期メンバーのギグはぜひ観たい。クリスのためにも。そして本当に日程が許すなら、100万くらい おろしてイギリス行ってやる(ぐらいの覚悟が今、ある)。リックの孫は、アダムが2000年に結婚した奥さんテリーとの間に子どもが2人、まで書いてあった。オリヴァーにはいないのかな。■リックの子どもたち(おさらい)オリヴァー b.1972(母ロザリン)アダム b.1974(同上)ベンジャミン b.1978(母ダニエラ)ジェンマ b.1983(母ニナ)オスカー b.1986(同上)アマンダ b.1986(母デニース) 一番下が30歳か。全員、子どもがいていい年だな。リックの波乱の人生のなかで、家族の意味ってなんだろう。あれだけ仕事していたら、ほとんど家にいなかったと思うけど。でもとりあえず金銭的な援助とクリスマスに家族が集うという責任は果たしている。えらいぞリック。 Wakeman家の繁栄を祈ろう。■スターになるということすごいなもう。IMDbというデータベースサイトでは、妻の名、子どもの名や生年まで全部載ってるわ。これは嘘つけないね。ハウ師匠は ディランとヴァージルの他に、80年代に2人の娘をもうけていた(82年ジョージア、86年ステファニー)。2人の息子にとっては年の離 れたかわいい妹だろう。養子とは書かれていないから、奥さんも40代ちかくでがんばった。若い娘がいたから21世紀になっても頑張らない とあかんかったのね。奥さんのジャン(Janet)はマルタ共和国のハーフと書かれていた。▼こっちはクリス。最初の妻、ニッキーとの間にはもしかして双子の娘がいる?70年生まれだからもう中年だけど。チャンドリカのFBには結婚式に出席したクリスとキスしている写真がアップされていた。 二度目の妻メリッサはアメリカの女優さんで、えらい美女だった。2000年に生まれた息子がいるけど、話題に上ったことはないな。妻が引 き取ったかな。あれれ、35周年ツアーの頃は、まだメリッサと結婚中だな。キーズの頃のマンハッタンの朝食会のテーブルで、クリスの隣に いたのもメリッサだな。たしかに美女だった。そして、誰もが心配しているスコッティーと の間に生まれたキリアン、2008年生まれだからやっと8歳。オリヴァーが同行した2009年ころのツアーでは、スコッティーが妊娠中で、母親も一緒に来 てツアーに同行したとあったから、このころの 写真に写っているのはスコッティーだな。Melissa Morgan (8 May 1993 - 2004) (divorced) (1 child) Nikki Squire (1972 - 1987) (divorced) (2 children) Scotland Squire (? - 27 June 2015) (his death) (1 child) Had two daughters from his first marriage to Nikki (Chandrika and Camille, born in the 1970s), a step daughter (Carmen Squire) from Nikki's previous marriage, a son with Melissa (Cameron, born in early 2000) and a daughter with Scotland (Xilan, born in December 2008). ▼こっちはアラン。他のメンバーに比べたら遅い結婚で、離婚歴もない。きれいなもんだ。息子と娘が一人ずついて、息子はトレバー・ラビン のとこ ろで働いている。97年にジョンが再婚したとき、ベストマンを務めている。さすがいい人アラン。Gigi (1981 - present) (2 children) Has two children; son Jesse and daughter Casse.Son Jesse works as a ProTools operator for Trevor Rabin.Was best man for friend and fellow band mate, Jon Anderson, at his wedding in Hawaii, Spring 1997. ▼ほい、そしてジョンJane Luttenburger Anderson (1997 - present) Jennifer Baker (1970 - 1995) (divorced) (3 children) インド系?の奥さん、ジェニファーとは四半世紀連れ添って子ども3人もうけて離婚かあ。でも子どももきっちり成人して、いちばんいい時代 に贅沢な暮しができてよかっ たな。あ、いや二女のジェイドは1980年生まれか。長女は歌手、次女は女優、長男(72年生まれ)は作曲家なんだな。He has three children. Youngest is the multi-talented singer Jade Anderson. Eldest is singer and photographer Deborah Anderson. Son Damion Anderson is also a musician. ▼ご存知リックRachel Kaufman (2009 - present) Nina Carter (10 November 1984 - 2004) (divorced) (2 children) Danielle Corminboeuf (1980 - 1981) (divorced) (1 child) Roz Woolford (1970 - 1980) (divorced) (2 children) ■映像に映っていた関係者たちだらだらとユニオンツアーのドキュメントをみていたら、トーマトの録音セッション映像にブライアン・レーンが映っていて、リックの情熱大陸に出ていたのもレーンだと判明。デヴォンって日本でいったら広島とかの感覚だから、レーンが大好きな電話で済ませず、わざわざリックに会いにいった時のシーンだってことか。レーン、結構大きいな。少なくともハウやアランよりは大きい。トーマトの後、ジョンとリックが脱退して、スタジオで途方に暮れていたところにバブルスの2人がレーンにマネージメントを頼みに来たらしく、クリスとレーンにとっては飛んで火にいる夏の虫。「もちろんだとも。君たちの取り分の20%でやろう じゃないか」とかクリスがレーンの言葉を伝えていて爆笑した。レーンに操られるイエスメンたち・・・。で、ホーンが辞めてイエスが再び窮地に陥って空中分解すると、今度は ハウに「ねえ、ウェットンが暇こいてんだけど、ちゃっちゃっと曲作ってヒットとばさない?いまならダウンズつけとく」とかささやく絵が目に見えるようだ。マンハッタンの路上でラウンドアバウトというとんでもないイヴェント(keysto~のプロモーション)でのホテルで朝食会の映像も見直した。マペットと一緒にはしゃぐアンダーソン夫妻のどこまで天然なのか演技なのかは別として、アランの奥さんGIGIがかわいい。そしてクリスの左側に座っている黒髪にちかいブルネットの女性は、やはりクリスの2番目の奥さんのメリッサだな。ハウとリックはUK在住だから妻は同伴せず。ハウの後ろ髪がすごく長くて、私は 頭頂部がいっちゃってからは床屋すら行ってないと思ったよ。でも2000年頃はすっきり短くしてサイドを後ろにながしていて似合ってたなー。何度みても、リックの「and this is my wife, Steve」が笑える。